「失踪日記、面白いよぉー。浮浪者になって首吊りに失敗してそのまま寝ちゃったりしてるよぉー。実話だよぉー。」と教えてもらいました。さっそく、こりゃゲットせねば・・・とがんばってみたところ、ネットの本屋では売り切れ続出。アマゾンは今でも４～６週間待ちなんす。うわっ！しまった！出遅れた(^_^;)・・・と思っていたところ、近所の本屋では平積みだった。ラッキー！ リアルな本屋には在庫がいっぱいあって、ネットの本屋では枯渇しているとはっ！ けっこう面白い現象です。今、ネットではこの本の噂がめっちゃ流れてるからなあ。でもって、ネットユーザーとアズマニアは合致するところが多いのかもしれない（？） リアル本屋とネットの本屋のモノの動きは全然違うってことがわかって興味深かったです。
ところで、吾妻ひでおさん・・・全然知らなかったんだけど、原稿を落とした後、本当に数年間、失踪してたことがあったんですねえ！ しかも、２回も！ 伝説の大御所マンガ家さんだし、今となっては大金持ちでマンガを描く必要がないもんだとばかり思ってました。失踪しててその間、マンガが出てなかったのか。なるほど。一世を風靡してもマンガ家さんって大変なんですねえ。各出版社の編集者とのやりとりとか描かれていて、なんちゅー業界だっ！と、むきっ！
実は悲惨な話で、よく生きていられたなあとしみじみする内容なんですが、面白いっ！爆笑です！ さすが吾妻ひでおです！ でもって、泣ける話も満載。特に警察に保護されたとき、マンガ（女の子キャラ）を描いて、「お～、うまいもんじゃないか」と警官にほめられるシーンは、胸が痛みました・・・オイオイ(^_^;) 吾妻ひでお先生だよっ！ 絵見りゃわかるだろっ！・・・まあ、とにかく、吾妻ひでおのマンガを読んだことのない方にも、絶対オススメ本です（不条理日記もオススメです）。
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