東京駅の隣の大丸で月曜日までやっている「チャールズ&レイ・イームズ展~創造の遺産」。お友達と観に行ってきましたー♪(壮行会も兼ねていたのだ)。イームズといえば映像作品のビデオやDVDもそこそこ持っているし、グッズもそこそこ持っているので、まあいいかな?とも思ったのだけど、行ってみてよかったー。
1997年から世界各国を巡回している過去最大の回顧展。建築物の模型や、椅子の金型、IBMの依頼を受けて作った名作「パワーズ・オブ・テン」などの映像作品などが一同に展示されてます。なにより面白かったのは、イームズ夫妻の膨大な私物。事務所の引き出しを再現した戸棚には、各国の小さな人形や画材道具、工具、マッチ箱などこまごましたものがぎっしり。事務所の掲示板に張られていたというポストカードや当時の宣伝広告物がびっしり張られ、ひとつひとつが興味深かったです。こりゃすげー!と思ったのは、目に留まったものを写真にとってスライド化した、膨大な資料。インドやアジアなどの海外の写真や、料理、デザート、風景、建築材、ドアの取っ手などなど、脈絡なく、とにかくカッコいいものを撮影しまくってて、ひとつひとつのナイスな切り取り方に感心。なにより、膨大な量の資料をパニックせずによく使えたなーってことが驚きでした。
「科学で一番守られてきた秘密は、科学者たちがいかに科学と親しく接しているか、そしてまた、彼らにとって科学の一部である純粋なたのしみがどれほどあるかなのです」・・・これを一般の人にもわかるように、デザインという形にし、普及させ、時代を作った彼らは、やっぱ凄いだろうなー。
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