よく、「ざるか、うわばみに見えるのに!」と驚かれますが、下戸です。友達のラムのおっさんはうまい酒があれば海外まで遠征しちゃうんだけど、その話を聞いていると、自分の性格でガバガバ呑めるようになったら本当に破産だな、としみじみ。
が、しかし!生まれて初めてお酒がおいしい!って出会いをしました。いやあ、衝撃&面白かった! お酒って究極の嗜好品&道楽なものだったんだ!銀座8丁目の「幻の桜」ってバーに連れてってもらったんですが、きっかけはゲームでした。ラムのおっさんいわく、「弥絵ちゃんは下戸だけど、そこのマスターがすごいゲーム好きでさー。ピクミン2のことを語り出したらとまんないんだよ。話が合うと思うよ」と誘われたわけです。
実際、その店のマスター井口さんは、はちゃめちゃゲームに詳しかった。弥絵もけっこう詳しい方だと思ってたけど、所詮、ネットと雑誌からの知識。どこからそんな情報を仕入れるのかしら?とびっくりするほど詳しい。好きなゲームは?と聞けば「ゼルダの伝説・時のオカリナ、ピクミン2、ドラクエ3」、おおっーー!! ピクミン2と次作のゼルダとE3で発表された次世代機の話で超盛り上がり、お互い「ニンテンドッグス」を持っていたので子犬自慢してました。センスのいいほの暗い店のカウンター、出てくるグラスはすべてボヘミアングラスの骨董という空間で、すっごいディープな話が聞けて最高でした!
で、お酒の話。この「幻の桜」には禁酒法時代のバーボンとか、シャリュトリューズ修道院というフランスの修道院で作られた100年前のお酒とか、1811年製造のお酒とか珍しいのがいっぱいあって、一口だけ口に含んでみたわけ。その瞬間、口から鼻にかけて、ぼわーーー!と、いい香りと独特の熱が広がって、頭部の感覚が拡張するというか、不思議な感じがしたわけです。これは面白い!でもっておいしい! んでもって、薬草から作られているというシャリュトリューズの100年以上前のものは、香りだけ嗅がせてもらったのだけど、もう、極上のお香みたい! 「飲んでみたい!」と好奇心がうずうず。奥が相当深そうです。なるほど、昔のお酒というものは知的好奇心をうずかせる遊びみたいなもんなんだな、と発見。「お酒が飲めた方が人生の楽しみが増えるのに・・・」とよく言われて、いままでは「別に~」と思ってたけど、たしかにこれは楽しみが増えるわ! 一口しか飲めないけど、たまにお邪魔して本当に珍しいものを、教えてもらおう!って思いました(ゲームの話も)。
毎日楽しみに見てまーす。(いきなりなれなれしくてすみません)
そろそろ自分でも始めようか(ブログ)と思って考えると、ここのブログが、秀逸だったのです。参考にしてしまおうか~。と思いコメント(告白)してます。
うまくいったらトラックバックしま~す。(怪しいもんですが)
ちなみに10年近く行けていませんが、
銀座8丁目あたりでは、(というか日本一)カフェドランブルですね。
私のお勧めは・・・。
特上(極上)のコーヒーがいただけます。
投稿情報: A o S | 2005-07-03 00:39
初めまして。
幻の桜の井口さんは食にも大変ウルサイ方ですので
銀座のオススメ店を聞いてみるといいと思います。
バーで豊かな時間を是非お過ごし下さい。
投稿情報: ふる | 2006-01-23 12:04