フランスって面白い国だなーとしみじみしたニュース。大統領選に出馬表明する内容を書いた本の著者が、カトリーヌ・ド・メディシスって名前の人。この名前は16世紀にイタリアのメディチ家からお嫁に来た女王の名前で、プロテスタントを大虐殺したことで有名なもんで、過激派では?と噂されているらしい。なんでも「仏が歴史から滑り落ちるのを見るに忍びない一国民」ということしか明かしてないそうな。身元を明らかにせず出馬表明できちゃうとか、一国民といいつつ生粋のフランス人じゃない人の名を語るとか、不思議だなーって思うんだけど、こういうのを受け入れる土壌があるのもすごいよね。
ちなみに、テストに出ることのない余計な知識ばかりのわたくし。カトリーヌ・メディチといえば、フォーク、傘、ジャム、アイスクリーム、氷室などをフランスに持ち込んだ人だったなあ・・・と思い出しました。当時はイタリアの方が進んでたらしい。ついでに言えばお抱えの占い師は、かの有名なノストラダムス。世紀末1999年を過ぎてからぜんぜん話に出てこなくなってたから、懐かしい!と思ってしまった。とにかく、このすごいパフォーマンスの著者が立候補される日が楽しみです。ショーみたい。
コメント