スタニスワフ・レムさん死去とニュースがーー!ニュースが出てましたーー。うわーショックー。風邪引いてるばかりじゃなかったよ。
スタニスワフ・レムはタルコフスキー監督の映画「惑星ソラリス」の原作者。この映画、ほんとにすばらしいのだけど、当のレムはタルコフスキーの解釈が違うと後年とっても怒っていたらしい。面白いエピソードっす。
ひとつよかったと思えたのは昨年、「スタニスワフ・レム コレクション」が沼野充義らの訳で出ていたこと。まにあったーって感じ? 日本では初めて訳される短編も多く、なにより、すげーと思ったのは、どの翻訳者もスタニスワフ・レムにあこがれてポーランド語を学んだといっていたこと。少年少女の頃にあこがれた作家の本を大人になって翻訳できるってかっこええなあー。「ソラリス」「虚数」「完全な真空」「高い城」おすすめです。映画「惑星ソラリス」、もう一度見たいなー。もちろん、スティーブン・ソダーバーグ監督版じゃなくて、タルコフスキー版で。
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