最近、島根県関連の名前をよく目にするようになったなーと、本屋で手にとったのが「出雲重機」という作品集でした。出雲はたしかに神話の時代はタタラ製鉄のメッカ。ヤマタノオロチを退治するだけの剣だって作れましたからね! まあ、神話の時代を過ぎたら乗り遅れたけど、古代の鉄鋼業はすごい・・・けど、今、「出雲重機」なんて企業あったっけか? そんなことを思いつつ、パラパラめくったら、写真に胸きゅん♪ 働く重機(自立型重機)がいっぱいだわー!
昭和を感じさせる下町に、ぽつんと工業ロボットがたたずんでいるような写真がいっぱい。これがいい感じ! 低めの空にいっぱいかかってる電線のある風景とか、妙に懐かしい気持ちになりますねー。
この「出雲重機」ってぜんぶ空想の産物なんだそうだけど、あまりにしっくりくるもんだから、これから町で見かける重機は、どれもこういう形になればいいのにーと、しみじみ。町を疫病から守るために町の入り口に設置される重機やら、森林の中でなにかの作業をする重機やら、用途はさだかではないですが、夢いっぱいっす! この作者の大久保淳二さんは「鉄騎」というゲームのメカデザイナーだそうな。
「出雲重機」のサイトの作品例(gallery)がとってもかっこよいので、ぜひ、見てください~。特にオススメは、風景写真と合成してある写真です。グー!
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