アメリカで人気の仮想世界「セカンドライフ」の日本版ができるそーな。他のオンラインゲームとの最大の違いは、そこで実際に稼げるってこと。セカンドライフの中で出回る通貨はほんとのお金に換金できる。仮想世界で土地を買ってマンションを建てて家賃収入を得たり、プログラムやデジタルアートを作って販売したり・・・。
最近は参加者が増えて土地が値上がりして、土地を購入するのに日本円で30万円くらいかかるってウワサ。ってことは、この仮想空間で本気で稼ごうって人は、高性能のパソコン持っててブロードバンドできる環境が自宅にあり、さらに土地を買えるお金を投資できる資金力がある人がユーザーってわけで、ある意味、選別されている人たちが集まる市場ではある。それもあってか、トヨタや日産などの日本企業も土地を買って広告宣伝を始め、また、CNET、Reuters、Wiredなどの報道機関も支局を作っているそうな。コンサルティングもいるらしいよ。
・・・と、ここまでの文章を見ておわかりのよーに、フツーのゲーム好きの私はまったく興味なし。なんか株の話をしてるみたいな気分になってきました。デジタルの仮想空間だから土地は無限に広げられる・・・無限な空間ってなんか薄気味が悪い(フロンティアスピリッツのアメリカの人は好きそうだ)。ゲームではないのでイントロや盛り上がり、エンディングなどの、感情をゆさぶられるエンターテインメントなストーリーもなし。自分でストーリーを考えて、伏線をはって、いろいろ仕込むとか、時間がかかってめんどくさそー。いちお、仮想空間内では友達づきあいとか、恋愛・結婚もできるってことだけど。。。
友達に「弥絵さんはこの手の話、好きそうなのに、なんで惹かれないでしょうね」と不思議な顔をされたんだけど、やっぱ、ほら、恋とか友情とかリアルにドキドキ・ハラハラすることがないとねー。結局、「今が楽しいから必要ないんだよね」って言われたんだけど、たしかに。自分がババアで、女子高生時分に戻りたいとかだったら、やってるのかなー。
mixiみたいなコミュニティの3D版として普及する可能性はなきにしもあらずも、オンラインゲームって日本では流行らないので、どーなんだろう? はまってるという方、いらっしゃいましたら、そのおもしろさをぜひ教えてください~。
コメント