鹿賀丈史さんファンの先輩に誘ってもらって、市村正親さんと共演してる舞台「ペテン師と詐欺師」を観てきましたー。予備知識なく行ってみたら生演奏つきのミュージカルで、おおっ!と思ったのだけど(事前にそのくらい知っておけって話である)、宝塚出身の女優さんたちといい、とにかく、歌も踊りも決まってるし、なにより、群舞する人たちも含め、女性のスタイルがすこぶるよいのです!
足が長くてウエストくびれてて、8頭身でみんなかっこいい。日本も変わったなあと、しみじみ。あ、一番印象に残ったシーンは、鹿賀さん扮する貴族的な風貌と教養を武器にする結婚詐欺師が、いざ、カモを落とそうとホテルのロビーに一歩踏み出した瞬間の表情の変わり方でした。ほんの少し口元と目つきをかえて、背をすっとのばしただけなんだけど、ほんとの貴族の人になってて別人でしたねえ。
ところで、舞台後、ペニンシュラ東京がそばにあったので、うわさのアフタヌーンティをしに行きまして。なにせ一番お安いお部屋でも1泊7万円のホテル。どんな感じのホテルかしらーとワクワク。ロビー横のティルーム前は行列で、列に並んで廊下で順番が来るのを待っていたわけです。すると、生演奏の結婚行進曲が。はて、ホテルだから結婚式があるのだなあとぼーっとしてたら、続いてホテルの入り口から新郎新婦が入場。真っ白いウエディングドレスとタキシードの新郎新婦がおつきの人とともに、ロビーの中央を拍手を浴びながら行進しているではありませんか!っていうか、こっちに来るよ!私たちアフタヌーンティ目当てのお客さんが行列している廊下の横にはエレベーターがありまして、どうやらそこを目指しているようです。この廊下、狭いんです。待たされて多少いらっとしてるところに、見ず知らずの新郎新婦が真横に来るわけですよ。新婦はもう幸せの絶頂の笑顔なわけですよ。私はいったいどうすればっ(汗)。
新郎新婦とその後ろにいるおつきの人と親戚関係の人たちの一群と、距離30センチくらいだったのですが、そこには大きな温度差があるわけで。見ず知らずの他人様の結婚式に同席させられたような話で、お幸せにってにこやかにする気にもあんまりならないし、かといって無視するのも、人生の大きな喜びイベントの花嫁さんに悪い気もするし…と、なんかこういごこちが悪かったです。事前にホテルの人から「今から新郎新婦が通りますが、ご理解くださいね」くらい言われてたら、ちょっと違ったかな。
お茶はおいしくて満足♩ でも、ロビーの壁面が細い木と白い壁の縦ストライプで、その壁面がカーブを描いてまして。めっちゃ目のいい私は、小1時間で目が回ってしまいました。自分、ださっ(汗)。
最後、地下にあるショップで、ケーキとジャムと有名なペニンシュラ香港のチョコと、中華料理の調味料を購入。宿泊費並みに高いかと思ったら、ジャム1200円、ごま油1500円、紅茶1500円などと妥当なお値段。お得な気分になっているのは気のせい?
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