昨日、私の中の2007年ゲーム・ベスト10を書いたので、その続きでーす。本日は、なんたってNO.1の「クライシスコア~ファイナルファンタジー7」について。
10年前に「ファイナルファンタジー7」というゲームが出ました。ソニーが初めてゲーム業界に参入し、プレイステーションが世に出た時期でもあります。当時新参だったソニーの販売戦略は、人気のシリーズを任天堂からゲットすること。そうすれば多くのゲームファンがプレステを買ってくれるだろうと考えたわけです。そして、この「ファイナルファンタジー7」と、「ドラゴンクエスト7」がプレステ対応となり、それが引き鉄になってソニーが首位に躍り出たのでした(このときのソニーの勝因は、ソニーミュージックエンターテイメントの音楽CDの流通のノウハウを応用して、ゲームの流通を大きく変えたこともあげられます)。あれから10年。いまや再び任天堂の天下ですから、わずか10年の間に、ゲームもゲームユーザーもずいぶん変わったもんだなあ、としみじみしちゃいます。
この群雄割拠(まだセガも元気だったしー)の時代を「次世代ゲーム機戦争」といい(?)、ソニーはプレイステーション、セガはセガサターン、任天堂は NINTENDO64を発売しました。ちなみに、私が最も感動したゲーム機は、NINTENDO64です。Wiiもすごいけど、「ここまでできるようになったんだ」って感じ(びっくり馴れしたのかな)。NINNTENNDO64は「なにこれ?!えー!」って感じでした。あの「スーパーマリオ64」をプレイしたときの衝撃と感動は忘れられません。
話はそれましたが、「ファイナルファンタジー7」はゲーム業界の王座争いをひっくり返すくらいすごいゲームだったというわけです(たぶん)。
ストーリーは一言でいうと超ド級のシリアス、んで、ドラマチック。謎がいっぱい(ゲームをクリアーしても謎がいっぱい)。
「神羅」という1企業が富と科学力と武力で世界を牛耳っている時代。地球環境を破壊し続ける新羅の事業を憎む人々が立ち上がり、ゲリラ戦を開始します。主人公クラウドは、そのゲリラたちに雇われた元神羅のエリートソルジャー。彼は自分を守るために親友のザックスが死んだという大きな哀しみと孤独を抱え込み、また、記憶が欠落している部分があるため、人と距離をおいています。それが戦いが進み、エアリスという女性や数々の仲間と出会う中で、実は自分の記憶が他人のものだったということに気がつき・・・。
ネタバレしちゃうので肝心なみどころは割愛しますが、とにかく登場人物がかっこよくて、みんなトラウマ持ってて苦悩しててすてき! 過去に英雄と賞賛され、今では人類最大の敵セフィロス、世界を牛耳る神羅の社長・ルーファウス、親友クラウドの命を救うため死んでしまったザックス、神羅の情報部員ツォン、レノ、ルード・・・。主要登場人物がすべて魅力的で深くキャラクター設定されているゲームはなかなかありません。
はっ!と気がつけば、「クライシスコア」の話じゃなくて、「ファイナルファンタジー7」だけでこんなに書いてしまいました・・・。「クライシスコア」の話はまた明日~。
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