アメリカから去年帰国してきたご夫婦の家に遊びに行ったとき、医療費の話になって、ぶったまげました。アメリカの医療といえば最先端で、難病とか移植手術とかなんでもござれのイメージがあったけど、医療費が尋常じゃなかったっ。救急車に乗って病院で寝かされただけで100万円、虫歯治療は1本7万円、花粉症の注射も1本7万円、盲腸で250万円、出産で150万円、個室ベッド代1日10万円・・・うちの母のようにガンの手術をして半年以上入院なんてした日にゃあ、破産してました。アメリカでは中流家庭でも医療費破産って多々あるそうです・・・。病気したり老後になったら、日本がパラダイスかもなあ(今の状態は10年20年は持つと思う。たぶん)。ちなみに母の治療&入院費はざっくり合計250万円くらい(アメリカの盲腸並)。毎月30万程度の支払いで入院中はマジでしんどかったけど、退院後、各所に保険の請求をしたら、上乗せされて返ってきました。国民健康保険、ありがとう!アフラック、ほんとにありがとう!おかげで「ベストな治療」をちゅうちょなく選択できました。これが「いい治療があることを知りながら、お金がないから最低限で」という選択をしていたら、ふがいなくて一生後悔したろうなあ。日本の医療費は安くてよかったです(長寿国になった背景には「気軽に病院に行ける」ってことがありそうです)。
健康でガッツがないとアメリカではたいへんそうです。サプリメントが流行り、健康維持が社会人の基本となり、エクササイズに燃えちゃうのも、医療費が高いことが理由だったんだ。「Wiifit」もアメリカのほうが流行るんではなかろうか? でもって、「ER」とか医療テーマのテレビ番組がアメリカでウケるのも、医療現場が「手が届かないあこがれのところ」だからかもしれないなあと思ったり。なにはともあれ、医療費に関しては、日本は平和でよかったなあと思った次第でありました。
あっちで病気になったら大変ですね。すごいびっくりしてしまいました!!!
そうそう!NYに行ったとき、トイレどこも貸してくれないんですよね・・・・ごめんなさい。スタッフ専用なんで。みたいな。これもこまりました!!使えるトイレには鍵がなかったり、大きな鍵、預けられてこれで中から閉めてくれって言われたり。よく理解できなくて開けられたりしました 苦笑
投稿情報: アクセル | 2008-04-24 18:55