台湾の人形劇「刀龍傳說」

台湾のコンビニの店先で、オタクセンサーにびびっとくるものを見かけました。やたらカッコいい、美麗な人形のポスターで「プリンプリン物語」（古い）や「三国志」をサブカル度合いで越えています。気になったけど、どうしてもほしくなったら、日本で買えるだろうと思い、「刀龍伝説」という名前だけ記憶しました。


そう、インターネットも発達し、いまや日本は情報も物も他国に比べて豊富だと思います。輸入できる量産品であれば、手間暇とお金をかければ手に入ります。そんなわけで、最近は海外に行っても買い物欲を爆発させることはなくなりました。これが大人ってことかしら、ホホホッ（いやいや単なる「大人買い」です）。

さて、この「刀龍傳說」は台湾で人気の特撮人形劇みたいです。YouTubeでチェックしたところ、動きはまるで「BLEACH」。日本アニメの影響バリバリです。人形劇でやるとはおもしろい。


ストーリーは勧善懲悪ものでわかりやすそう。このへんは日本のアニメと違うところで、日本では30年前にできたアニメブームの火付け役「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」でも、すでに「立場が違えば善も正義も違うよね」ってところがベースにあって、「きみ（敵）のこともわかるよ」的なシーンがばんばん出てきます。で、主役はいちお勝つので、「勝った方が官軍」でエンディングを迎えるわけです。

負ける敵や弱者に共感する視点は、昔から、たとえば義経や忠臣蔵などに見られる「判官贔屓」が受けるお国柄のためなのか、戦争はどっちも正しいし、どっちも間違っているという理解からくるものなのか、どっちなのかな。いずれにせよ、単純な勧善懲悪ものよりも、日本のストーリーの方が深くておもしろいってことであります。

おっと話がずれてしまいましたが、「刀龍傳說」のグッズは台湾発の通販サイト「ザ・台湾ナイトマーケット“YACHIA”」を見つけて、写真集をゲットしました。しかも送料無料。ラッキー。

Comments

[投稿情報: almadaini]

こんばんは。ご無沙汰しております。

もう調査済みかもしれませんが、この人形劇は実は壮大な「霹靂」シリーズになってまして、僕はなぜか99年の「霹靂雷霆」の30組VCDを持ってたりします。
http://www.naksatra.com/pili/pili.php?page=pili02
を見ると「刀龍傳說」が最新版なんですね。
どれだけ進化しているのか、記事で紹介されてる予告版を見てみましたが、CGが凄いですね。でもやってることはほとんど変わらない気もします。

いろんな意味で懐かしくてコメントしてしまいました。ブログの更新も楽しみにしていますので。では。

[投稿情報: saorin]

はじめまして
とおりすがりですが、
私も台湾旅行で霹靂布袋戯を知って
うれしくなってカキコミします^^
気になって、帰ってきてから調べまくり
今ではあの、ハデな技、血しぶきは飛ぶ、切られた首も飛ぶ、三枚目役もいるしという
霹靂の世界にハマってしまいました（^^；
まだ私はストーリーもあまり理解できていない初心者で
ビジュアルだけ楽しんでる感じなんですが（笑
私も「ザ・台湾ナイトマーケット★YACHIA★ http://www.yachia.com/」で写真集買いました^^
シリーズのリスト http://www.yachia.com/?mode=f5 もあって勉強になります。
ポストカードとかもあるから、欲しいな～と考えてたんですが
記事の動画をみて、DVDも欲しくなりました（笑
また、ブログのぞかせていただきます