(有)アランジアロンゾ
ARANZIARONZO・角川書店
「つくりたいものを好きなようにつくって
いっしょうけんめいに売る」
・・・と、本の帯にあって、
「いっしょうけんめいに売る」って しっかり入っているのが、
意外な感じがしたんです。
アランジアロンゾといえば、
「たまごクラブ」「ひよこクラブ」の
たまちゃんひよちゃんを始め、
かっぱくんやパンダ、うさぎちゃんやうおくんなど、
個性的できゅーとなキャラクターを多発してる2人組み。
弥絵もここのキャラクターグッズにほれ込んで、
ずいぶんいっぱい買っているんだけど、
ずっと、ここの2人組みは、
ほわわ〜んと夢見るような雰囲気で、
浮世離れした異世界で、
日々企画制作をしてるよーな気がしてたんです。
弥絵の予想、おおはずれ。
「大儲けしてやるっていう
響きが楽しそうだったからだ」
と、本書の中に書かれていたのを見て、
なるほど、大阪の人たちだっ!と、妙に納得。
(好きなことをして)働くということや、
お金を稼ぐってことに、
思いっきり前向きで気持ちいいくらい。たくましいっ。
本の内容も、のほほーんと会社を始めて、
だまされたり、倒れたり、まがいモンが出たり・・・と山あり谷ありで、
力づくで乗り越えてきた記録です。
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