学生の頃、友達と占いに行ったとき、
「好きなタイプは?」と、占い師さんにたずねられ、
「オリジナリティがあって、
クリエイティブな才能があって、
他の人がどんなに反対しても、
自分の信念を曲げず貫ける人」と、言ったのだ。
そうしたら、
「東大出の背が高くて金持ちの男を見つけるよりも、
はるかに難しい」
と、あきれられてしまった。
当時は「3高」=高学歴・高収入・いいルックスが理想の相手として、
かなり女の子たちから騒がれていたのよねえ。
でも、
AOLタイム・ワーナーの現状を知って、
「弥絵は正しい」と、自分で納得したわっ!
世界1の巨大メディア企業が、
7兆8000億円の特別損失なんだって。
アメリカ史上最大の大損ってことかな。
去年の今頃に、AOLがタイム・ワーナーを買収したんだけど、 弥絵も、このときには、これからの企業は、 こういう合併が起きて、 業界3位くらいまでに入らないと生き残っていけないのねえ・・・ と、うっかり思ったのだ。 前後して銀行やスーパー、自動車などが、 どんどこ買収の嵐になって、巨大になっていってたし、 また、アジアといえば、中国市場を狙うようになり (人口が多いからヒットすれば、すぐに 世界NO1シェアー=デファクトスタンダードになれる) なるほどねえって思ったりしたのであった。 1年前の話ね。
ところがどっこい、 ここに来て、
「あれれ?世界NO1のデカさになってもだめじゃん」
って事例がボロボロ出てきて、 ようやく、
巨大である&シェアーが高いってことが
NO1を決めるんじゃない&
これから生き残れるかを決めるんじゃない
ってことに気がついた。
考えてみれば、巨大な恐竜が滅びるほどの
環境の激変があった大昔も、
ちっこい人間が生き残っているだし、
大きさじゃないのよね。
NO1ってのは、「一番デカイ」じゃなくて、
「そこでしかできないものを持っている」
そういう価値がすごいところなのね、と納得。
なーんだ、どの企業が生き残れそうかって、
弥絵の理想の殿方を探すノリで、見ていけば、
バッチリ当たるじゃないっ(^-^)
企業選びも恋と一緒。
ものすごく、すっきりした気分になった今日でした。
今度、高校生から進路相談があったら、そー言ってあげよーっと。
(占い師の言うように、少ないとは思うけど)
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