福岡にいる上の弟夫婦んちに初めて行ったのだ。
彼らが2年前、奄美大島にいた頃も遊びに行ったのだけど、
奄美大島の家は新聞社の支局の中に住まいがあるというか、
支局そのものが、ただの家の一室だったもんで、
広いけど、ちょっとボロイかも・・・だったんです。
それが、ほれ、福岡に転勤になって、マンション住まいとなったら、
めちゃめちゃ立派(社宅だそうだ)。
大型3LDKなのに、モノが最小限に抑えられていて、
インテリア雑誌に出てきそうな広々とした空間。
1Kの弥絵んちの方が、圧倒的にモノが多い。
同じ兄弟なのに、なんて違うだろう(^_^;!と思って、
弟の部屋をのぞいたら、
弥絵んちによく似て、マンガと本とビデオとゲームなどなど・・・が
ごちゃごちゃしてて、雪崩を起こしそうなありさま。
「ああ、やっぱりきょうだい」
(お嫁ちゃん、えらいっ)と、しみじみしました。
お掃除というものは、小さな頃にしつけられないとダメみたいです。
うちにも、お嫁ちゃんがほしいーーーと、痛感。
ところで、彼らの家に遊びに行って、わくわくするのはマンガの多さ。
弥絵もマンガは月50冊くらい買っている(←アホです)ので、
かぶっているものも多いんだけど、
今回は、「イタズラなKiss」 多田かおる
23巻読破しましたー!
「イタズラなKiss」多田かおる
少女マンガの王道を行く、
ラブコメディの傑作!
IQ200、ハンサム、スポーツ万能
ただし、性格は悪いという入江くんにほれた琴子ちゃん。
琴子ちゃんはドジで、運痴で、勉強できなくて、
とりえがないんだけど、
しかーし、根性と一途な愛情だけは、
だれにも負けない女の子なのでした。
ずーっとずーっと、入江くんに振り向いてほしくて、
フラれたり、いじめられたり、関心を持ってもらえてないと思うたびに、
涙がぽろりなんだけど、
「もうダメかも・・・」と思った瞬間に、
入江くんが、ちょっとだけ、やさしくしてくれて、
超胸キュン&キラキラ
という繰り返しなんですね。
アタック→相手にされない→涙がぽろり
→ちょっとだけやさしくされる→アタック
の流れが、 高校入学から7年間も続くので、すごいすごい。
ようやく恋人同士になれて、結婚にこぎつけるのだけど、
結婚してからも、さまざまな事件が起こり、
「次はどうなるのかしら?」と、ドキドキして、
やめられない、とまらない勢いで、23巻、イッキに読めます。
せつなさと、胸キュンが交互に
麻薬のようにやってきて、
はまるはまる。
一晩で23巻、3回も読み返しちゃったわさ。
弥絵は、マゾっけはないのだけど、
こういうストーリーを読むと、
いじめられて、ちょっとだけやさしくされるときの
快感もありかも・・・と発見しますねえ。
残念なことに、作者の多田かおるさんが、
連載途中で、急逝されてしまい、
未完のまま終わっているですよ、このマンガ。
うーん、最後まで読みたかった。
やっぱり、せつなさと胸キュン、
日々生活していく上で、必須です。
生きている・・・と思える瞬間は、
せつなさと胸キュンのときなのかもぉー。
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