え？これってネタ？って思ったニュース。
ギリシャで携帯ゲーム＆パソコンゲームは
禁止って法律ができて、
違反した人は、罰金払ったり、
刑務所に入ったりしないといけないんだって。
違法であるギャンブルと
普通のゲームとの
違いが区別つかないから
全面禁止にしたんだって。
プライベートな場でもオフィシャルな場でもダメ。
ギャンブルゲームと普通のゲームの区別がつかないなんて、
見ればわかるでしょ！って思うし、
＆弥絵、ギリシャに遊びにいけない。
つかまっちゃう(^_^;
って、思ったんだけど、
考えてみれば、ギャンブルはどっちが勝つかに賭けて
金銭価値のあるものをやり取りすれば成立するし、
ってことは、
どんなもんだって、
ギャンブルすることは可能なのよね。
じゃあ、ギャンブルになる可能性のあること
すべてを取り締まればいいのに。
（ほとんどのことがアウトになるだろうけど）。
ギリシャといえば、遥か昔、
もっとも人間的な欲望を持つ神々が跋扈していたお国。
賭け事だって、駆け引きだって、
横恋慕だってなんだってアリだったのに、
まあ、なんてお堅いこと。 信じられないなあ、
ホントなのかな？と
ここにくのにガセネタだとまずいので、
ウラをとってみようと、ネットをうろうろ。
ギリシャ語の法律文をゲット。
読めない。意味なし。
さらにうろうろしているうちに、
こういう記事を発見。
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ギリシャ政府は２月２１日、
ゲーム場など一般客が入れる場所での
ゲーム機の使用を全面禁止した。
違法な賭博営業がはびこったためで、
特にギャンブル問題に関する国会の委員会議長が
違法なスロットマシンで賭博
をしているところを撮影されたことから紛糾し、
このため政府は閣議であらゆるゲーム機を
禁止することを決めたもの。
政府決定によると、プールテーブルなどを除く
すべてのゲーム機がゲーム場、ホテル、カフェなど
すべてのロケーションで使用できなくなる。
ギリシャのゲーム機業界団体ＳＥＫＥＰは、
政府による不法行為であると反発している。
なおギリシャでは政府が許可している
わずかなカジノがあるが、それらは例外とされている。
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なるほど、この法律、国会議員が賭博したことが
きっかけでできたのか。
この記事を見て、
初めてリアリティを感じました。
弥絵、自分は賭け事しないんだけど
（才能ないから）、
賭け事に対する欲望って、
ごく人間的でよいと思います。
かのトルストイだって
賭け事で身を持ち崩そうになったっていうし、
「賭博者」って作品に出てくる主人公の破綻ぶりといったら
素晴らしいんです。
財産も愛する人もすべてを失った後で、
「でも俺、賭博するっきゃないもんね」って
開き直って旅立っちゃうエンディングなんですよ。
すぐに快楽に浸っちゃうし、愚かだし、
葛藤して、後悔して・・・ってのがあるから、
人間なんですよね。
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