中国特集の続き〜。
シンセン省の某駅前デパートは、コピー百貨店として有名。
各種ブランドもののコピーがたくさん陳列されていたのですが、
一昔前の、粗悪なコピー品と違い、
本物に限りなく近くなっていて、
ちょっとがっかり。
バッタもんらしいバッタもんじゃないと、
シャレにもならないわ〜。
ピカチュウのバッタもんもなく、
唯一、クーのバッタもんを発見し、さっそく撮影。
ところで、招き猫は、日本独特のものではなく、
中国発祥(なのか?)らしく、
たくさん、たくさんおいてありました。
最近では、保証書も本物そっくりに作られていて、
保証書や包装紙が本物に見えても、まったく安心できないそう。
コピーの知恵も技術もどんどん高度化しているのですね。
さらに、へえ!と思ったのは、
ブランド品を作る工場から
ほぼ同じものを作ったり、
完成間際のものを横流しして、
タグだけが偽造品ってのがけっこう出回っているらしく、
そこまできたら「コピー」といえるのか?
コピーとオリジナルの違いは
いったいどこにあるんだろう?と、
かなり面白いことになっているなーとしみじみ。
たとえば、絵画や彫刻、インスタレーションなど
のアーティストの場合、
最近は巨大プロジェクトが多いので、
一人では作れないことが多いこともあり、
学生とかに9割がた作らせておいて、
最後にサインを入れるだけで、本人の作品となるので、
タグ(サイン)だけが本物じゃないため
「ニセモノ」になるってのと、
サインだけが本物で、
「本物」と認定されるってのは、
逆の話だけど、微妙ね、微妙。
で、それらの品をブランド店では「ニセモノ」というらしいのだけど、
素材も縫製もデザインも本物。
結局は、正規店舗のサービスと購入した本人の納得感しかないのだわ
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