弥絵もよく使っているYAHOOオークションで、
トラブルが多数報告されている
出品者の振込先口座リストが公開されて、
こりゃまた、大胆な・・・と、びっくり。
個人情報保護法案ってのが成立しつつあり、
世の中も、個人情報にはかなり敏感になってるんだけど、
そういう時期にこれをやるかー。
ちなみに個人情報ってのは、個人を特定化できる情報。たとえば・・・
名前・クレジットカード・住所・電話・ファクス番号
顔の画像・声の音声データ・銀行口座番号
ネットで言えば、Eメールアドレス・IPアドレス・
cookie・会員ID・パスワードなんかがそう。
(うかつに人に教えたり、公開しないよう気をつけましょうね)
本人の同意がないままに、勝手に個人情報をゲットしたり、
公開してはいけないことになってます。
(アンケートに答えたり、懸賞に気軽に応募したり、弥絵は怖くてできません。
自分のリストが、どう使われるかわからないし、
データベース化されたり、売買されるのはイヤだもん)
口座番号なんてまさに個人情報なんだけど、
たぶん、口座の持ち主には公開の許可どりしてないと思うのね。
ノーって言うに決まってるもん。
今回の場合、「悪いことをしている人たちだから
公開してもいい」とYAHOOは判断したわけで、
それは、やったらいかんでしょう、と思うんです。
悪いことをした人は、
保護されなくていいのか?
2年ほど前に海外で、 刑務所から出てきた人の名前と住所を、
住民の安全のために公開したって例があるだけど、
これもやっぱりダメだと思う。犯罪を犯した人にも法は保障されるべき。
弥絵がものすごくイジワルで、おろかしい人間だったら、
「こいつ、やなヤツぅー」って思った人の銀行口座をゲットして利用するわ。
YAHOOに偽名・偽メールアドレスで、大量に商品を出し、落札してもらう。
落札者に、やなヤツって思った人の口座を教え、そこに入金させる。
口座を持っている人(=やなヤツ)は、
知らないうちにお金が振り込まれていることに気がついても、
入金者への連絡はすぐにはつけられない。
そうこうしているうちに、「商品が届かない」ってメールは
出品者の弥絵の偽メールアドレスに届くんだけど、 無視しつづける。
落札者はYAHOOに「この口座の人が悪い」ってクレームを出す。
で、「問題のある口座の持ち主」として公開される・・・
ってな悪用を、すぐに思いつけるような話なのよ、今回のは。
悪用されたり、足元をすくわれるようなシステムやルールを作る方にも問題ありです。
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