「真・女神転生」のシリーズ最初のゲームを
ゲームボーイアドバンスSPで、しこしこスタート。
今まで「真・女神転生NINE」
「真・女神転生if」「真・女神転生3」
に手を出して(途中でリタイアしちゃった(^-^;)、
キャラがかっこええっ!
古今東西の神様・悪魔・妖精を合体させて
新しいのを作れるのが面白い!
と思ってたんですが、
最初のゲームをやってみてびっくり。
今までやったゲームでは感じなかった
奥の深さや、主張がビンビンくる!
2作目以降はスタッフも入れ替わっているみたいなんだけど、
世界観を生み出した人たちが、
0から作ったものは、
やっぱ、特徴が強烈に出るんだなーと、しみじみ。
舞台は東京。
東京は日本信奉者と
アメリカ軍の戦いの場になっていて、
主人公は東京を救うために戦う。
日本信奉者は、
腐敗した東京を悪魔や古代の神々の力を借りて
徹底的に破壊し、0から再生する
ことで真の日本を守ろうとしている。
八百万の神がいた時代のように「混沌」がモットーで、
力があればだれでもトップに立てるのが特徴。
神や天使さえも、ワンオブゼムの一部でしかない。
ここでは、自分こそが神みたいなもん。
アメリカ勢力は、日本信奉者のために、東京が破壊され、
信仰する神以外の神々・悪魔が世界中に広がるの
を防ぐため、
世界平和と神の名において、
東京を占領下において、日本信奉者と戦う。
神を中心に階級と秩序があり、「法」をモットーにしてて、
トップは神とメシア。それ以外の人々は
神を信仰する者か、異端者。
・・・という、出だしをやってみて、
かなり強烈な設定だなーと、びっくり。
第二次大戦直後の話のようだわ。
で、なにより、へえ!って思ったのは、
自分はどっちについてもOKってとこ。
「混沌」をモットーに、自分が自分のために生き、
新しい世界を作りTOPになるか、
「法」をモットーに、神のために生き、
秩序ある世界のメシアとして君臨するか、
エンディングは自分の行動と意思決定によって、
2パターンあるみたい。
(ゲームの中では「自分で考えて決めろ」
みたいなシチュエーションがいっぱいあるのも特徴。
自分の責任の持ちようと
意思決定次第で、
世界が変わるってのがコンセプトのようです)。
実生活としては、
「混沌」と「自分」が好きなので、
混沌とした世界にあこがれるんだけど、
ゲームではついつい、
「秩序ある1点の曇りもない完璧に美しい世界」を
作りたくなっちゃうし、
どうも、「混沌」側のキャラが、
やることが汚くてねえ。
「法」側のキャラの方が、好みキャラぞろいだし、
物腰スマートで正論多いんで、
ついついYESボタンを押しちゃう。
自分の中にあるポリシーとか、
理想国家のイメージよりも、
ホレた相手にひきずられるのか〜、
まっ、そんなもんかも、、、
と、思ったのでありました。
コメント