本、それなりに買う。買うだけで読む時間がないのが哀しい(T-T)
「つげ義春初期傑作短編集1」つげ義春 講談社
つげ義春といえば今はなきマンガ雑誌「ガロ」。
「李さん一家」「紅い花」「ねじ式」といった
傑作を描いたマンガ家さん。
デビュー当時から、不条理で超個性的なマンガを
描いていたに違いないと思ってたけど、
実は、初期は「のらくろ」や手塚マンガを彷佛させる
至極真っ当で、王道な作品を描いていたと
知ってびっくり。
やはし、どんなに個性的な作品を生み出す人でも、スタートは王道なのね。
一番傑作だったのは、巻末にあるインタビュー。
タイトルを見た瞬間に、声をあげて爆笑しちゃいました。
「近況インタビュー 乞食になりたい」
究極のタイトル(^_^)
蒸発するか乞食になりたいという、なんともわかるような気がするお話でした。
<放浪者>というのは、社会構造が生み出すものではなくて、
個人の心底からの欲求が生み出すものなんだなーと、しみじみ。
「開放区」木村拓哉 集英社
木村拓哉さんのすごくいい表情の写真と、65のエッセイがまとまった本。
これは必読でしょ!
まだ、ぱらぱらとしか読んでないのがくやしいんだけど、
何年も第一線で輝いている人の、その理由がめっちゃわかる。
すごすぎぃ〜。正座して読まなければっ!
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