ショルダーバッグを4年ぶりに買い換えました。
弥絵は、普通の手で持つバッグだと、
お店とかに忘れてしまううっかり者なので、
つねに身体から離れない肩掛けカバンじゃないとダメなのです。
今使っているのは、すごく気に入った形と手触りなんだけど、
ラフレイアウトをしようと思って、
はさみを入れて歩いていたら、
カバンの底から刃が飛び出て、
穴が開いてしまったんですぅ(ToT)
ああ、こういううっかりも多いんです
<自分 モノを壊すのもトクイ〜。
ブランドには全くこだわらないんですが、
イメージとしては、ムーミンのスナフキンが
持って似合うカバン。
(1)やわらかい手触りのいい皮でできていること。
(2)文庫本を2冊〜3冊、ブタ財布、ケータイ、ペンケースなどなどが入る厚みがあること。
(3)ショルダーのひもが太いこと(細いと肩に食い込んで痛いので)。
(4)ふたが開けやすいこと。
(5)デザインはシンプルで、ユニセックス。
どんな服にも似合うこと。
ババくさくないことor安っぽくないこと。
という以上5点の条件をクリアーするものって、なかなかないのです。 で、ようやく2年越しで発見。 伊勢丹の1階にありました〜。
久しぶりの新宿に気をよくして、その後、
新宿高野で、メロンパン
(さすがに果物屋だけあって、メロンパンがうまい!)
無印良品でタンクトップなどなど数種、
ユニクロでホームウエアーや靴下、
コンランショップでイタリアの石鹸やら
シャンプー買って、さらに、紀伊国屋に行き、
本をゲット。
「伝奇・伊藤晴雨」斉藤夜居・青弓社
紀伊国屋で謝恩価格で売られていた本。
なにかってーと、大正〜昭和にかけて風俗画を描いていた伊藤晴雨の伝記モノ。
この人、女の人を縛ったらその美しさは
右に出るものはいないっていわれるくらいの
「責め絵」や「縛り絵」で有名だそうですが、
本に掲載されていた東京の昔の風俗を扱った絵に
惹かれて購入。
「いろは引 江戸東京風俗野史」の挿絵だそうですが、
■昔の看板や看板代わりの旗の絵
傘屋、饅頭屋、金箔屋、飴屋、砂糖屋、いり豆屋、寄席灯篭etc
■おもちゃ
風車、鯛車、すすめ兵隊、火消しの道具、剣玉、水出し、びっくり箱etc
■刺青
背中一面くもの巣・どくろ・道明寺・閻魔大王etc
■娘姿
娘追分の旅姿、若い産婆、女大力、女角力、女郎、お巫女、子守、田植え、海女etc
■絵馬
水天宮、庚申、縁結び、金毘羅、薬師、稲荷、不動、天神etc。
■見世物小屋の人々
軽業、蛇使い、小野小町通いの綱、早見の藤太、眼力(目玉を飛び出させる芸)
■相撲や芸能
蝋燭屋(駆け出して籠をくぐる芸)、太神楽、相撲etc。
■行商
繭玉売り、花見めかつら売り、初鰹売り、五月苗売り、風鈴売り、盆灯篭売りetc。
■宣伝マン服
ちんどん屋、居合い抜き、蝶々売り、夜鷹蕎麦、深川名物かりんとうetc。
などなどがあり、達者な筆絵で描かれているんです。これがすごく面白い。
へえ、こんなものがあったんだーと、感心しきり。
知らないくせに、妙に懐かしさを感じたりして。
風俗図鑑なんだけど、今の時代の風俗図鑑を
作ったら、
どんなふうになるかしら?と、けっこう楽しくなりました。
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