韓国で日本の大衆文化・・・
本やゲーム、音楽など、
ほぼ解禁になったって話。
うおっ!画期的っ!
・・・とか言いつつ、実は、ここまで禁止されてるなんて、知らんかった(^-^;
けっこう公然と、出回っているような気もするのだけど。
去年、ひょんなことからネットで知り合ったSkollさんというお友だちが韓国にいまして、
毎週、興味深いエアメール(!)やメールをくれるんです。
大学で建築を学んでた彼女とは志向性が似てるのか、
美術、文学、音楽、哲学、ゲーム、アニメ、マンガ
などなどの話をよくしてて、
その深い洞察と、教養あふれる内容に感嘆してばっか。
「教養」なんて日本じゃ、残念ながら死語に近いわけで、貴重だわ〜。
日本語も完璧! 敬語の使い分けから、
古風できちんとした言い回しも巧みで、びっくりするくらい。
質問も、やっぱり文化が違うだけあって、考え込んでしまうものが多くて、
あるときは、切腹シーンがあるマンガを読んだらしく
(「新撰組異聞PEACEMAKER」)
「なんで切腹なんて残酷なことをさせるのか?」
と質問され、むぅ〜(^-^;。
弥絵も自殺はいかんと思うし、今の時代にする必要はないと断言するけど、
命よりも誇りを重視し、切腹すれば、すべて帳消し&お家も保たれる
武士の文化は理解できないわけじゃない。
説明するの難しいですね(^-^;
他の国に似たことないかしら・・・と思い巡らしてみたけど・・・ないのかな。
ベトナム戦争中に戦争に抗議して、広場で焼身自殺をしたお坊さんは有名だけど、
それは個人の「命がけの抗議」で、
社会的な慣例として自殺(切腹)が存在することって珍しいかも。
(仲代達矢の映画「切腹」を観なくちゃ!)
で、たまに、特典つきのゲームなんぞ代理購入して、韓国に送るんだけど、
そっかー、今まではいちお発禁だったのねえ。
なんでもかんでも手に入る自由な日本では
思いつきもしないことだけど、
たしか、韓国は数年前まで、
公の場で日本語で歌を歌うことも禁止されてたし、
日本みたいに規制がほとんどない国の方が珍しいんでしょう。
でも、規制がある中だからこそ、
自分の欲しいものを見つけてゲットする
その行為の意味が重くなることって、あると思ったりもし。
弥絵は自由を謳歌して、制約なしにのびのび暮らしたいけど、
たまに、なんでもありのなんでもなしの自由よりも、
規制がある中で、ルールをやぶるときに葛藤したり、スリルを味わったりしながら、
規制そのものを手間隙かけてぶち壊していくのも
よいなーと思ったりします。
その方が、自分にとっての「大切なもの・こと」を真剣に考えるもの。
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