八ヶ岳あたりのことを再び、カキカキ。
ちょっとした山登りもしたんす。
富士山に登るのはムリだけど、散歩くらいならいいじゃろ〜・・・ってなわけで、
「山頂まで500メートル」という立て札を見て、
これなら弥絵も楽勝!と、テコテコ登りはじめました。
山らしきものに登った記憶といえば、北海道の層雲峡(山なのか?)と、中国地方の大山くらい。双方ともたくさん登る人がいるもんで、とても道幅が広いんです。ここの山道は細くて狭かったもんで、意外でした。
言い訳するわけじゃないけど、ここは平坦な場所。この先が、大変でした。たった500メートル。されど500メートル。急な坂道で息が切れちゃって、ぜいぜいっ。家族連れが後からやってきて、小学校低学年の男の子が、キャピキャピ登っていたのを見て、超ブルー(^-^; 体重が軽くて、足が大人よりも短い分、登りは楽なのかなぁ〜?と。ほら、車輪が小さい自転車をこぐ方が、車輪がでかい自転車をこぐより、一回あたりのふんばりの力がかからないでしょ?そんな感じかしらと、真剣に、自己弁護のための分析をしておりました。小学生に負けるとは・・・くぅ〜(T-T)。
500メートル先にあった山頂!!!おぉ〜!!真っ白!
石の向こうは急な下り坂。 みるみる霧に包まれて、U字型の山頂の下はまったく見えなくなってしまいました。おもしろぉーーーーいっ。別世界に来たみたい。神隠しの里とか、こういうところから行けそうな気になったりして。
ちなみに、ここは神様をお連れするために踊る巫女さんが、衣を洗ったっていう伝説の山頂なんですが、川はナシ。そもそも一般的に山頂に川が存在するのか不明。きっと霧深いから霧を水に見立てたりしたのでは?と予想しました。山頂に川は存在するのでしょうか?
大うけしたモノをご紹介。
突然、そそり立っていた石碑。
「科学と宗教は
本来一つのものである」
こんなところで、こんな言葉に出会うとは! だれの言葉なのかわからなかったけど、錬金術の基本ですね。ここで初めて「宗教登山」っていう言葉を知りました。世の中知らないことがいっぱいです。
「宗教登山」ってのは、仏教系の言葉みたいで、さきがけは役の小角。お坊さんが深い山奥に寺作って修行としたことから始まったみたい。後に山伏って感じ?もともと日本の山は神様が来るところだったり、神様そのものだったりするので、山ってところには、いろんな宗教が混じってそうです。
これも初めて存在を知りました。なにかな〜?と思って中を開けたら、人名と登山日程が書かれたメモが入ってました。「遭難したらよろしく!」ってものみたいです。登山ってものには、長い歴史の中で育まれてきた知恵が集まってるんですねー。奥が深いと思いました。
ところで、富士山。
会社の後輩くんが週末に登ったっていうんで、話を聞きました。
夜0時から登り始め、7合目過ぎたころから、暴風雨。
あまりの寒さと強風のため、はいつくばって登ったけど、 ついに山小屋に避難。
あったまったところで、再チャレンジ!と、ドアを開けたとたん、強風で足をすくわれてコケたって話。
「8合目で挫折しました。寒くてこごえ死にそうでした〜!」って言ってて、
夏なのに、そんなに寒いのか・・・と、改めて厳しさを痛感。登れる日が来るのか?<自分(^-^;
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