手塚治の「どろろ」ってマンガご存知です?
弥絵のマンガの原点は、
父が持っていた手塚治の「どろろ」「鉄腕アトム」「ザ・クレーター」「火の鳥」とか、
横山光輝の「バビル2世」「三国志」「水滸伝」、
赤塚不二夫の「天才バカボン」といった単行本でした。
・・・つまり、マンガは父の持っていたものから読んでるってことなので、
1960年代以降の40年間に発表された話題作・代表作は、
ほぼ読んでるってことになるんですねえ<自分。
今、気がつきました。すごい時間とお金をかけてるわぁ〜!(自分であきれ気味)。
ま、とにかく、その手塚治の「どろろ」。
応仁の乱の時代、乱世の世の救世主になるため、
天から使わされた子がいました。
それが主人公の百鬼丸。
ところが、そんなのが世に出てきちゃ困る
ってんで、
魔人は父である男の立身出世と引き換えに、
生まれてくる子をいけにえにさせます。
そんなわけで、百鬼丸は、身体の部位48箇所を失って生まれ、あまりの姿に、父はすぐに川に捨て、彼はお坊さんに拾われたのでした。
18歳になった彼は、ある日、体を奪った魔神を一体倒すごとに、失った体の部位を一カ所取り戻すことができることを知り、魔人退治に旅立ち、そこで、どろろという少年に出会います。
ここからがストーリーの本番ってわけで。
水木しげるの妖怪とは、また、趣向の変わった
全然違う妖怪が一杯出てきたり、
恋が芽生えたら、相手の女の子は戦乱で死んじゃったりとか、
兄弟と知らずに一騎打ちをするはめになったり、
自分を捨てた親との再会とか、
その親こそ魔人になっててどうしようとか、
なによりも「自分はいったい何者であるか?」
という問いが貫かれた面白いマンガなんですが、
とにかく、主人公の百鬼丸がかっこよかったあ〜♪
いつも一緒にいるどろろに嫉妬したもんねー。
でもって、最後に知る、真実に、驚愕!!
あの驚きは、今でも忘れられません。「そらないだろー!!」と。
(読んだ人だけわかってもらえる話だとは思う。たぶん)。
で、この「どろろ」がゲームになったそうで。
東京ゲームショウ2003で見かけたときには、
ずいぶんと、キャラが濃くなったなーと思ったんですが、
キャラクターデザインが
「無限の住人」の沙村広明とは気がつかなかったです!
手塚治と沙村広明・・・イメージが違いすぎるぅ〜。
ある意味、ストーリーに忠実で、
「そらないだろー!」という叫びはしなくて
すみそうだけど、
ただの妖怪退治ゲームじゃないといいなあ〜
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