本日も昨日に引き続き東京国際フォーラム・ホールA。
今日の演目は「Weiβ kreuzラストライブ」でございました。
弥絵はまったく知らないテレビアニメのライブで、たまたまチケットが格安で手に入ったので、
モノは試しに行ってみよぉー!と野次馬根性っす。
アニメ系のイベントって初体験&興味津々♪
この歳になっても未体験のことがあるってのは、幸せなことであります♪
Weiβ kreuz (ヴァイス・クロイツ)ってのは、
子安武人、結城比呂、関智一、
三木眞一郎という声優さん4人のユニット。
アニメそのものを子安さん自身が企画し、各声優さんのイメージを元に
キャラクターと世界観を作り上げたものだそう。
アニメを知らないくせに、行く気になったのは、
弥絵がはまった女の子向けゲーム(ときめもGS&アンジェリーク&遙かなる時空の中で)
のキャラの声をこの4人がやっているから ・・・どんどんオタク化してますね。ぬははっ (*^-^*)
「Weiβ kreuz」という名前がドイツ語からもわかるように、CDのジャケとか見ると
ドイツの親衛隊的なイメージ。 きっと会場には、コスプレはもちろん、
MILKやヴィヴィアン・ウエストウッド、アナ・スイを着た子や
ゴスロリ(ゴシックロリータ)ちっくな上から下まで黒フリルの子が
いっぱいいるだろうなーと予想してました。
ところがどっこい、あれれれれ?180度違うっ。
おぼこいっていうか、地味っていうか、口元にまだ産毛がありそーな感じというか・・・。
黒髪度高く、かつ、化粧気なし度高し。服も持ち物もしゃれっ気なし。
小学生でさえ化粧をしてブランド服を着る昨今というのに、珍しかったです。
ちなみに、東京ゲームショウとかでゲーム好きの女の子を見かけると、けっこうおしゃれなんす。
弥絵は両方好きだけど、ゲーム系とアニメ系は
本来、客層が違うのかもしれないなあ。
そんなこんなでライブスタート。ブザー鳴ったが瞬間に
「キャー!!キャー!!」と怒涛の黄色い悲鳴。おおっ、すごい盛り上がりだっ(^-^;
照明が入った瞬間、オールスタンディング!
もうですかぁ〜?!(^-^;
んでもって、曲が流れ出し、
スクリーンに映像が流れた瞬間に、
全員が、片手にライトを持って振り始め、びっくり。
自慢じゃございませんが、弥絵は、ライブ歴、長いっす。
ロック、ジャズ、クラシック、テクノ、ハードコア、ノイズなどなどなんでも行くし、
ディスコもクラブもよく行ってたけど、今回のノリは初めてです。
ジャニーズのライブには行ったことないんですが、こんなノリなのかな?
ところで、アニメのライブってどういうものかしら?と思っていたら、
スクリーンに映像を流しながら、
生声&生演奏を当てるという、
「トーキ」時代の弁士ありの
映画上映みたいなもんなんだな、と納得。
これは贅沢といえば、贅沢っす。
声優さんの声がいいのは当然として、バックのミュージシャンもちゃんとしたテクで、
予想以上の完成度だったので、正直、かなりほっとしました。
1曲目の曲は、まるでミニストリーの「詩篇69」。
サイレンの音がけたたましく鳴り響き、バックのミュージシャンはガスマスクつけてて、
重厚な低音の炸裂するリズムと、ノイズギターで、あら、本格的♪
こういうハードな曲には、
ヘッドバキングがお約束なんす。フツー。
身体が自然にリズムとっちゃうもんじゃないですか。
それが、全員、直立で前方を凝視しながら、
ライトをゆるやかに振っているので、
やっぱりノリが不思議だ〜と、しみじみ。
結局、小一時間ほど観て、自分ちでゲームやった方が楽しいなあーと、
とっとと帰ってきてしまいました m(_ _)m
(ファンの人が読んだら、激怒されそーな話ですねえ(^-^;)
蛇足ですが、コンサートの仕切りはひどかった。企画スタッフがなれてないのかな。
前日に同じ会場でホアキン・コルテスを観てて比較しちゃうせいもあるけど、
入場のナビも遅いし、着席のアナウンスも遅い。
さらに、会場限定のパンフやグッズは、ライブの30分前に売り切れというひどさ。
5000人ファンが集まるんだから、もっとちゃんと計算して生産すればいいのに。
こういう無垢な子たちを相手にするアニメ商売は、
他が参入したら、あっという間に業界再編だろうなあと思いました。
ある意味、ねらい目の業界かもしんない。とにかく貴重な体験でした。
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