これは凄いわっ!と感嘆してしまったのが、
國學院大学図書館の
デジタルライブラリー。
日本の古典の名作の本物が続々っ!
古事記、日本書紀、古今和歌集、新古今和歌集、
伊勢物語、ものくさ太郎、竹取物語絵巻、酒呑童子絵巻、
熊野那智参詣曼荼羅、金葉和歌集・・・などなど、
本当に、贅沢なデジタルライブラリーです。
これが無料で閲覧できるの?! すごすぎるぅ〜!
さすがは大学っ!って、感心しちゃいますわっ。
竹取物語や酒呑童子絵巻なんておとぎ話は、
小さい頃からよく知ってはいるものの、
美術展でもなければ室町や江戸時代のものなんて
拝めないもんで、
凝視しちゃいました。面白い。
構図も今とは全然違うし、
それがまた新鮮で、
優美な線で描き出された生き生きとした描写に
ドキドキ♪
例えば、「熊野那智参詣曼荼羅」の
赤がぽーんっと目に飛び込んでくる壮大な絵とかは必見。
貴族の屋敷や町の人々、牛車や鳥居、
八咫烏(やたがらす)とか、
ぎっしり描かれていて面白いです。
江戸時代に熊野比丘尼がこの絵を持って、
絵解きしながら
熊野信仰を全国に広めたって話だけど、たしかにパワーあり。
・・・なーんてこといいながら、
書がメインの本は全く読めず・・・残念。猫に小判だわ。
同じ国だってのに、たった130年前の文章も
読めないんだなあ〜。
130年後、日本語はどう変わってるんだろう??
ってか、日本あるのか?
ところで、デジタル化した本・・・いわゆる電子本は、
今まで興味がなくて、紙の本の方が断然いいっ!
と思っていたんですが、
こんな風に、自分には絶対に手に入らないものの場合は、
電子化ってありだなーって、しみじみ。
流通しない本でも、世に出すことができるんですねえ。
これから電子本のアンケートに答えるときは、
「流通しない本に関しては、
電子本になるのはGOOD」って答えようっと。
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