「こんな親の子、就職はムリ! 」
というAERAの記事を見て、あらあらあら(^_^;)。
親離れも子離れもできてないご家族がいらっしゃる。
内容は「親の価値観が古いと子どもも苦労する」だったけど、
そうはいっても、大学4年生ともなれば、22歳。
親に左右されずに、自分の道を
行ってよいのでは?
いざとなったら、飛び出せばいいんだし・・・
と思うんだけど、
最近は「友達親子」というくらいだから、
別の意味で絆が深すぎるのかしらん?
弥絵んちの両親は、超放任。
子どもたちの<運だけ>を信じて疑わないって感じ。
父からは、大学受験のときに、
「行きたい大学1つだけ選べ。
そこに受かったら、大学に行かせてやる」と言われただけ。
(弥絵は大学1つしか受けなかったから、
弟たちがすべり止めの大学を受けてたときは、
ずるぅーーいっ!と思った)。
就職は、「どうしたいんだ?」と聞かれ、
「出版に行きたい」と言ったら、
「そうか。本や雑誌を読むときは、
ただ読むんじゃなくて、
どういう編集で、どうレイアウトされてるか、
よく考えて読め」とアドバイスくれて終了。
母は、「自分は農家の女に学はいらないって言われて、
好きなことができなかったから、
あなたには好きなことをさせてあげる」と言われ、終了。
双方とも「やりたいことをやれ」ってことだったけど、
自分が本当にやりたいことに責任を持たないといけないから、
「あの会社受けなさい」よりプレシャーでした(^_^;)。
ところで、親に相談したのは、1度っきり。
「就職って、やっぱりしないといけないかなあ?」
(今、思い返せば、小学生だって
もっといい質問をすると思う(^_^;))
フツー大学の友達の就職活動が佳境に入ったとき、
弥絵んとこの多摩美の友達は、だれも就職活動をしてなくて、
みんな、大学卒業したらバイトしながら
作品を作るって言ってたのよね。
で、やっぱり美大生はそうじゃなきゃっ!
・・・と思って、 実家に電話してみたら、
「うちにはお金ないからねえ」
と母の一言。
現実は厳しい(^_^;)。
自分で大きなことを決めるとき、
親のことを脳裏にかすめないわけじゃないけど、
なんやかんか言っても、たとえ意見が違っても、
親は子どもが幸福に
なってくれることを願ってる
って思ってるんす。
そこさえはずさなきゃ、
なにやってもOK、
と思ってる次第でありました。
羨ましいですね〜!
弥絵さんが…すごいご両親だ!!
ただ、一つこれを読んでやはり残念だと思った。
おらはよく家庭教師や塾講などやっていましたが
やはり、子供のために幸せになるよりも
どちらかといえば、親が将来子供に養ってもらうため
という目的の、親御さんが多いい事です。
はっきり、全部がそうだとは言いません。
言い切れないですし、子供を持たないおらにはわからないことです。
ただ、子供に言い聞かせていることが、すごく、
そのようなことに聞こえないことが多いのです。
「いい大学はいらないと働けない」
「勉強しないと社会で生きていけない」
子供のころからこれだけを聞かされている事はおおいいはずです。
そして、中学、高校と精神が発達するころに
大人との接点が少なくなり社会に出て行ってしまう。
しつけや、礼儀など目の当たりにしてないため
苦労している人をよく見かけます。
まぁ、なんか憤慨して色々書いてしまいましたが、
弥絵さんも、弥絵さんのご両親も本当の意味で賢いんだと
なんか、痛感しました。
投稿情報: 諸葛亮皇明 | 2004-02-24 02:03