今日、8月15日は終戦記念日でした。
終戦っていっても、
戦争については自分の親だって覚えているわけではないもんで、
いまいちピンときません。
大学に入ったばかりの頃、李禹煥先生の実技の授業を受けてて、
あまりにデッサンがへたっぴな私たちにあきれ返った先生は、
「君たちに教えることはなにもないっ!
なぜ、君たちは大学に来たのか?!
戦後について、考えたことはあるか?!
戦後について考えない日本の現代美術など、ありえないっ!」
と、烈火のごとく、しかり飛ばしてくれました。
そのときは恐縮するとともに、とてもバツが悪くて、
・・・いや、戦後についてなんて、
自分のこととして論じられるくらい真剣に考えたことはないよ・・・
と、そのときは思ったもんでした。
今でも、論じられるくらい考えきれているかといわれれば、
いやはや、お恥ずかしい次第で・・・(^_^;)って感じなのですが、
なにはともあれ、戦争なんていいことなんてひとつもない
わが身のためにも、周囲の人のためにも、未来のためにも、
絶対に戦争にならないよーに注意しなくちゃ
ってことだけは、ぼーっと考えてたりします。
子どもの頃には、戦争で親を亡くした子が主人公のドラマとか、
戦時中の思い出がでてくるドラマがぼちぼちあったんだけど、
最近は、さすがにフィット感とリアリティが受け手側にないせいか、
特別番組でもないとテレビにも出てきませんよね。
世代が交代していく中で、もう60年もたっているわけで、
なにをどう伝えていくかってのは、大事だなーって思ったりもし。
ちなみに、うちの親は、かぼちゃとおいもは、食べたくないって言います。
戦後、おコメが食べられなくて、そればっかり食べ過ぎたせいみたいです。
そんな小さなことも大事なんだろうなって、思ったり。
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