悔恨っ!
今年は東京ゲームショウに行かなかったんす。去年まで毎年のように行ってたんすけど、年々ショボくなりまして。
今年はもうダメかな?と予想したんです。アーケードゲームが少なくなって、オンライン・カード・携帯という見た目地味ぃ~なブースが多くなり、往年のゲームメーカーよりも、パチンコ屋さん系ががんばっちゃったりしたりして。歴史に残りそうな偉大なゲームがなかったのも痛かった。コンパニオンのおねえちゃんにも興味ないし。
そもそも東京ゲームショウといいながら、ニンテンドウは出展しないんで、お気に入りのコナミ、アトラス、コーエー、セガのグッズを漁り、コスパでどっさりTシャツを買うのがせいぜい(5万円は飛ぶのよね)。グッズもヤフオクでゲットできるしなあ~。 恒例の巨大袋入りお土産もしょぼくなってたし、そんなこんなで、まあ、今年は別にいっかーと思ってたんだけど、ニュース記事を見ていたらむらむらむらむら~。行けばよかったぁ~。
注目するゲームもいくつか出てたんですが、それはあとで買えばいいんだから、ゲームのことはおいといて・・・
今年は、声優さんたちが一同に集まったり、女の子向けゲームでブースができたりと、ミーハーなあたしには、溜飲のイベントが多かったんすぅーー。
正直、声優さんやアニメやマンガの周辺が膨らんだってのは、ゲームの本質的な面白さの向上とは、ちと違います。ちょっと前なら「だれもよりも早く、このゲームをプレイしたいっ!」とか「アーケードに出る前にやりてえー」ってのが、なによりも強かったと思うんすけど、今年の場合は、「声優さんに会いたいぃ~」「アニメ限定グッズほしー」なので、やっぱり、ずいぶん違います。
今年は過去最高の動員数だったって話だけど、そら、周辺領域が広がれば、来る人も増えるわな。単純に女の子客が増えるだけでも、だいぶ違う。(PSPプレーステーションポータブルを触りたかった人もいるだろうけど、それが動員数アップの最大要因ではあるまい)。
微妙です。ミーハーとしてはいいけど、ゲーム好きとして悩みます。
ゲーム周辺領域の拡大は、アーケードが衰退していったプロセスに似てます。アーケードでは、通向け難解ゲームが出た後、通な人しか来なくなったもんで、UFOキャッチャーとプリクラで女の子を巻き込むわけですけど、その結果、<アーケードでゲームする>ってことが衰退したでしょ?(自宅用媒体が高度になったってのもあるけど)
最近のゲームは、焼き直しも多くなり、紙芝居みたいなロールプレイングも増え、フルボイスにしただけーとか・・・とにかく、制作費がもろバレなものが多くて、「つまんないっ!」と1ステージで放り出すことが多くなりました。 ミーハーだし、声優好きだけど、それってゲームじゃなくてシナリオの分岐が多いアニメDVDって感じ。それだけでは、ゲーム性の面白さはあがらんのです。ゲーム神様かゲームバカみたいな人が、ニーズとコスト度外視で、ゲーム作るようなのがよいなあ~と、しみじみ。
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