文科省が「学力低下」を受け、総合学習の時間を見直す検討を始めたそーな。大騒ぎですねー。
昨年12月に、OECD学習到達度調査で特に日本は「読解力」ががた落ちって結果が出て、「読解力を上げよう」ってなムーブメントもおきてるんだけど、これ、単純な「読解力」じゃない。声に出して読めばいいってな話じゃあないのです。
これが問題(PDF形式)。ヘルガちゃんとソフィアちゃんという性格も気質も文体も異なる、2人の女の子たちが書いた「落書き」に対する手紙を読み、あなたの考えを述べなさい・・・って感じ。
日本のテストに出る問題は「要約しろ」「筆者の気持ちを書け」みたいのが多くて、通になると「行間を読む」ところまで行っちゃう。でも、OECDの問題は読解力もいるんだけど、それよりもディベート。自分の意見を持ってそれを表現しろってなわけです。和をもって尊しとなす文化&事を荒立てるよりもバランスをとる<真ん中><多数決>が好きなんだから、この手の問題は戸惑うよねー。大人でもニガテな人多いのでは?
弥絵ちゃん、お久しぶり~っ!ていうか、明けまして18日目…って感じかしら!?(笑)今年もよろしゅーにーっ!
うちの坊主、もうこっちの学校で3年生になったのだ。
こっちの学校ってすごく発言させる機会が多いのね。
「なぜそう思うか?」「自分はどう思うか?」というのから始まって、人を説得、納得させるとでもいうのでしょうか、「いかに自分の意見は正しいか」というのを「いかに上手にEntertainするか」って感じなの。
だから1つものを言うにも、大袈裟だし長いし時間かかるよー。
日本人はこういうのって慣れてないからねー。
うちの坊主はどんどん謎のJapanese-Americanへの道を歩いていくってことね。。。
投稿情報: Aya | 2005-01-19 04:31
あやちゃん、ちわー。あけおめっすぅー。
こちらこそ、よろしくぅーー♪
>Japanese-Americanへの道
おぉー。あやちゃんとこはバイリンガル?
以前、お父さんがアメリカ人で、お母さんが日本人って
彼氏とつきあってたことあったんだけど、
万葉集もそらんじられるくらい日本語バリバリで、
すごいなーって思ったのは、
日本語も英語も母語だから、
日本語→英語とか、英語→日本語
と頭の中で変換せずに、瞬時に理解してたことなのよねー。
双方の言葉のニュアンス=概念を理解できてたし、
倍の受信力があるっていうか、
貴重だなーって思いましたわん。
投稿情報: 弥絵 | 2005-01-20 22:26