ココログ開発者、はてなへ

なにげなく読んだ、ニフティからはてなに転職した２０代の伊藤さんって方の記事「変な会社で働く変な人」が面白かったです～。ニフティといえばでかい会社です。老舗です。で、伊藤さんはニフティの「ココログ」を提案＆開発された方だそうな。

「ココログ」はアメリカのシックスアパートのソースを元に作られたブログです。ニフティの母体が大きかったこともあり、いまやすごくユーザーの多いブログなんだけど、これ、伊藤さんが言うまでニフティではやる気なかったんだって。なるほどぉー。ニフティのおおもとは富士通さん。このレベルになればプライドもノウハウもあるから、他社からソースを買ってきて使うことよりも、自前で一生懸命作る方を選ぶだろうし、そんなこんなしている間にサービス開始のスピードが遅れて・・・ってな感じで、今のようには成功してなかったかも。

そんなすごい仕事をしていた伊藤さんは、大企業の仕事の進みの遅さがいやになって、はてなに転職したんですって。最近、はてな、がんばってるなーと思っていたのです。以前は、自前で独自すぎて、はてなの輪の中にいる分には便利でいいけど、外のサイトと連携させたいときにやっかいでした。blogの移籍や、アフェリエイとの設定、コメント発言・・・などなど、生粋のはてな育ちではてなの住人じゃないと使い勝手が悪かった。ところが、ここ半年くらい、妙にサービスが洗練されて使いやすくなって、面白くて汎用性のある仕組みになってきてまして。躍進・・・と思っていたら、その理由がわかった！　こういう人がいたからなんだ！　あとはデザインだなあ～。デザインがださいのよね。そこさえなんとかしてくれれば、このblogも移籍するのに～。