電車の中吊りで、交通博物館が閉館することを知りました。交通博物館というのは神田にある鉄道や航空の歴史を紹介する1921年に創立された博物館です。1921年といえば大正時代ですよ。古っ。
この博物館には小学生の頃に一度、親に連れて行ってもらった記憶があります。転勤族だった我家は転勤が旅行代わりで、たいした旅行に行ってないような気がする・・・ので、たまに家族でどこかに行くと鮮明に記憶しているわけでありました。
この交通博物館では当時、新幹線に食堂車(走るレストランですわ)があった時代の、食堂車のメニューが食べられたもんで、喜び勇んでナポリタンを食べた覚えが・・・(食べ物のことが一番鮮明な記憶とは我ながらとほほ)。でもって、蒸気機関車の運転のまねをして遊んだり、自分と同じ名前のやえもんっていう機関車があって、「やえもん、やえもん」とその後、弟たちにバカにされるとか、まあそんな思い出があるわけです。子どもの頃の家族の思い出のある場所がなくなるってのは、ちょっとさみしいもんだなあって思った次第でした。
閉館記念で戦前に使われていた万世橋駅を60年ぶりに大々的に公開しているそうですが、写真を見る限り怖いくらいレトロな駅でちょっと観てみたいかも。
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