ドキドキする写真集に出会いました。「Candida Hofer Libraries」。
洋書なんですがヨーロッパとおぼしき贅沢な図書館の写真集です。
なにせ、ボルヘスの宇宙図書館にあこがれ、ババアになったら古式ゆかしい図書館の塔にでも住んでぼーっとしていたいというかなわぬ夢をいだく私。図書館の写真集がこの世にあったなんて!表紙を見ただけでもううっとり。ぱらぱら開いて、こんな図書館が世の中にあったなんて!と、またまたうっとり。もう過去となっている本が庶民には手がでなかった時代の、富と教養を象徴する立派な図書館ばかりです。しかも、ウンベルト・エーコが文章を書いているらしい!! ウンベルト・エーコと図書館! もう鼻血ですよ!!
執事がいそうな貴族の家や、お城の中にある立派な図書館が本の中に出てくると、なんとか立派な図書館らしきものをイメージしてきたのですが、いや、ぜんぜんイメージできてなかったね。恥ずかしいね。想像は現実を越えられてなかった。この写真集を見ていてつくづく思いました。
なんでもこれはカンディダ・へーファーというドイツ人の写真家さんがとったものだそうで。写真のアートにはとんとうといのですが、そういう人が活躍しているんだーと、また改めてチェックしてみよーと決意。
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