熊本のラーメン「黒亭」

九州といえばとんこつラーメン！　同行した知人は「こってりしたものは食べたくない。馬刺はいや」とのことだったので、馬刺しはあきらめたのだけど、ラーメンはあきらめられませんでした。強行に連れて行っちゃったもんねー。
東京にも「一蘭」（福岡）や「桂花」はあるんですが、熊本で有名な「黒亭」はないんです。地元でしか食べられないラーメン！ああ、魅力的～。10年前に１回だけ食べたことあったのだけど、そのときお店はプレハブみたいな小さいお店でした。今回行ってみたら、すっごく立派になってた！　ここのラーメンはとんこつ系のスープに揚げたにんにくのチップがたっぷり入ってて、このこげたにんにくがおいしいんです！で、卵黄が２個入ってて、麺に卵の黄身をからめて食べるのがグー！今回食べたら、以前に比べてスープがぬるくて麺がやわらかい気がしたけど、それでもおいしかった！（九州のラーメンは基本、麺堅めだと思っていたのでちょっと意外でした）。とにかく、満足！
















にしても、創業40年以上のこのお店。若くして亡くなっている店主は画家で、生活のためにラーメン屋を始めたという話でした。店主がなくなった後、奥さんがきりもりしてきたんですって。お店には店主が好きだったというニーチェの言葉が色紙に書かれて壁にはられていました。