Gフェスティバルというガンダムのイベントで、走馬灯のようにファーストガンダム(ガンダムの第1作目のこと)から今にいたるまでの作品のオープニング映像を見て、ちょっとガンダムづいている今日この頃です。
Gフェスティバルで「おー!これはなんだ!?」と目を見張ったものがありました。それが「機動戦士ガンダム MSイグルー 」。オープニングがすっごくかっこよくて、ひとめぼれでした!
どうやら2、3年前に発売されたOVA(テレビでは放送せずにDVDなどで発売されるもの)らしい。オール3D!ひゃー、ガンダムがオール3D!オール3Dといえば映画「ファイナルファンタジー」を見たときの「なんじゃこりゃー!」がよみがえってくるのですが、これはそれよりはよさそうです。なによりストーリーがあらすじを見るだけで、いいっ。たぶんいい!
設定は、ファーストガンダムの真逆。「ガンダム」は地球連邦軍側から見た地球とジオン公国の戦争を描いてましたが、「MSイグルー」はジオン公国側から見た1年戦争を描いているそうな。戦争に負ける側を描くわけです。
地球からの厳しい搾取に苦しみ、独立を求め立ち上がった植民地のジオン公国が、最初のうちは調子がよかったものの、圧倒的な国力の差に次第に苦戦を強いられ、戦争経験のない少年たちが借り出され、最後には特攻のような事態になっていく、そして玉砕。その戦いと人間模様を描いているようです。この「ファーストガンダム」の真逆の設定で物語を作れることができる「ガンダム」ってすごいなあ。
あ、で、その戦闘シーンをまとめたのがYOUTUBEにあがってました。戦争描写に対して言う言葉としては不謹慎ですが、美しいです。なにより、モビールスーツ(戦闘用ロボット)には、人間が乗ってるんだぞ、ということを常に忘れさせないスタッフの意志が満ち満ちていて、悲壮感がにじみ出てます。SFアニメなんだから、すごい兵器を開発して1発で大量の敵を倒してもいいじゃんと思うのですが、ガンダムはそういうことしないで、ひとりひとりが向き合う一騎打ちなんですよね。だからたくさんモビールスーツが出てくるんですよね。ふむふむです。その他、私、地上と宇宙空間での動きや爆発のけむりの広がり方や、落下の仕方の表現の違いに感嘆しました。空気がある地上と真空では違うんだよなあ。3年くらい前に、ここまで表現できるようになっていたんだ!と知り、知らなかったことを後悔。まあ、おひまなときにぜひご覧ください。
>すごい兵器を開発して1発で大量の敵を倒してもいいじゃんと思うのですが
ソーラレイっていう、
大量破壊兵器がありやす。
ファーストガンダムでは、
和平交渉に向かったデギン・ザビが、
これによって、
息子ギレン・ザビに殺されました。
投稿情報: sasa | 2008-02-08 05:55
>空気がある地上と真空では違うんだよなあ。
宇宙空間には酸素がないので、
本来は炎すらあがらないけど、
アニメだから演出でやっているダケ・・・
ってどこかで昔読みました。
投稿情報: sasa | 2008-02-08 06:00