3月25日、待ちに待った「みんなのポケモン牧場」がスタートしました!そして、この日はWiiに「Wiiウェア」という新しいメニューが増えた記念すべき日でもあります。なんで「記念すべき日」と呼ぶかというと、実際に使ってみたら、なんだか、きのうまでのWiiとずいぶん違う存在になったような気がしたのです。
「Wiiウェア」というのは、Wiiのショップだけで買えるダウンロード型の最新ソフトです(※Wiiはインターネットに接続できるゲーム機です)。お店でもアマゾンでも販売していません。将来、最新ソフトはもしかしたら、パッケージではなくてこの形になるかもしれません。今までも昔なつかしい任天堂の過去のゲームは、Wiiの中にあるショップでダウンロードして購入することができたのですが、最新ソフトがお店に行かずに発売日(※)に買えるというのは、すごくゴージャスに世界が広がったような気がするのです。インターネットを初めて見た日のおどろきと似た気持ちというか・・・。なんだろう?こういう未来がくるだろうな、と思っていた日が始まったというか、ゲーム機=ハードという・・・「器じゃん、ゲームソフト持ってないと意味ないじゃん」って従来のゲーム機の感じではなくて、Wiiそのものがサービスというか、コンテンツというか。
「Wiiウエア」が追加されて、うちのWiiのメニューは豪勢になりました。テレビを見ている時間よりも、Wiiの画面のままの時間が長くなってきています。天気予報チャンネルから始まり、健康管理の「WiiFit」、テレビ番組表、ニュース速報、インターネット閲覧機能、ゲーム・・・自分が参加できるテレビとでもいいましょうか。任天堂からのお知らせも、ゲームの予告編などがきちんと動画で作られていて、製作者のインタビューとかインターネットにも載ってないような内容がしっかり作りこまれているし。動画はパソコンで画質の荒い小さい画面を見続けるのはダルイですが、Wiiだとテレビとおんなじだから、ながら見ができちゃいます。ながら見ができるゲーム機・・・なんだかいままでにないなあ。
Wii発売から約1年。ここまで充実するまでに1年かかったんだなあとも思いましたが、これからが、なにかが大きく変わるような予感がしてます。これで映画などの映像コンテンツの配信を始めたら、さらに充実するような気がします。将来のテレビ放送がこんなふうになっていくといいなあとも思ったり。
テレビ番組は、放送チャンネル軸で見る番組を選ぶのではなくて、カテゴリー軸で選ぶほうが快適だったんだなあ、とも気がつきました。チャンネルを切り替えて「なーんだおもしろいものやってないや」とつぶやく回数ってけっこう多いので、かならずやるべきもの・見るべきものの目的があるWiiはその辺が強いし、逆に、チャンネルを選択しているうちにたまたま感動する番組を見つけるという、偶然の出会いというのが今の時点ではしくみとしてないところが弱いところかもしれません。
「なんかすごいな」と思って、その「なんか」がなんだかよくわかってないので、まとまりがなくて恐縮ですが、世の中の変化のスピードは速っ!と思った今日でした。
※発売日について。
25日「ポケモン牧場スタート」とあったので、25日の午前0時にわくわくして待っていたらさすがにスタートしませんでした。25日のお日様が昇ってからの更新になったようです。たしかに発売日になった瞬間に発売されたら、子どもが真夜中まで起きている事態が多発するので、その辺は考えたんだろうなあ。いや、うすうすはそう思ってたんですけど。
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