台湾３日目。弟が痛風に。

弟が痛風になりました。「弟は足をひきずりながら、一生懸命に歩いています……と日記に書いといて」と弟に言われたので、そのまま書いてみました。

ぎっくり腰や痛風って、本人はそうとう痛いでしょうけど、100%の気持ちで「かわいそう」と思いにくいというか、最後に「くすっ」とわらってしまいます。海外旅行中に痛風なんて、かわいそーに。残るは明日１日なので、がんばっていただきたいものです。

そんなわけで、母、弟ともにたくさんは歩けないので、タクシーでお茶問屋さんをまわりました。弟はプーアール茶にはまっていて、やたらとくわしくて、「この年代物は日本で買うと１個30万するけど、この店では３分の１の値段だよ」「プーアール茶はワインと同じ。俺は10年後の味を楽しみに買ってるんだ」などと力説をしながら、お茶の相場表をせっせと作りつつ、合計10万円分近く買ってました。「なんじゃそりゃ」のお金のつかい方でしたが、考えてみると私のゲームやガジェット、陶器代と思えば、安いもんです。ここは自分の立場を守るためにも、彼の金遣いを否定することはしませんでした。

ところで、屋台で売っている「胡椒餅」をうまれてはじめて食べました。大根餅の胡椒版かなあ？と思っていたら、ぜんぜん違いました。少しもちもちしたパイのような生地に、胡椒がきいた挽肉とねぎの具が入っていて、外側はぱりぱりで、中はむっちりの皮がうまーい。具もうまーい。肉まんともパイとも違うおいしさです。台湾ってB級グルメというか、スナック感覚の食べものが、すっごくおいしいです。


で、屋台だからチープな設備かと思えば、火力は炭火。道ばたで炭火で窯焼きとは。しかも、店の人がなんだかイケメン。アジア映画みたいな街角でした。