ニンテンドウのサイトを覗きにいったら、
NHKBSのキャラクター、どーもくんが、TOPページを飾っていた。
ぎょぎょっ!!
ゲームボーイアドバンスのゲームになっちゃったみたい。
どーもくんの不思議てれび
どーしたNHK?!
公共放送なのに、他社と提携して儲けていいのか?
・・・と、一瞬、ぎょっとしたけど、
考えてみれば、
「NHKスペシャル」 のビデオやCDROMって、別会社が発売してたりするのよね。
ってことは、ニンテンドウとどーもくんが
組んでもおかしくないわけね。ふーん。
NHKってのは世の中の会社の中ではめずらしく、
「儲からないけど(=視聴率は低いけど)、いい仕事」 って
番組を過去たくさん作ってきていて、
水俣病を30年間おいかけたドキュメンタリーを作ったり、
佐々木昭一郎さんのようなプロデューサーが出てきたり、
クライアントがついていて、
視聴率がすごく重要視される民放には、
ぜったいにできない・・・というか、
やらせてもらえないものが多かったのだ。
で、まあ、局員もたぶん「儲けってなに?」って感じで、
(ぼんぼんも多いし)
あまり気にしてなかったんだけど、
「儲けるぞっ!」って気概、
ここ数年、すごいですねえ。
編集者研修で「売れない本はいい本だ」と
新人社員に教えた人がいたって話に
「あほかっ」と思ったことあったんだけど、
(「大量には売れないけど、
特定層には必ずヒットする」ってんならわかるけど、
単に売れない本は、読まれないわけなんだから、
出版した意味ないよね)
報道ってのは、視聴率が上がればいいってもんじゃないし、
「時代を記録する」っていう役割もあるわけだし、
儲けるぞっ!って姿勢が見えるのはちょっとお下品。
分社化して、儲ける部署は株式会社にして、がんがん儲けて、
報道は公共放送として、報道精神をまっとうするってのはどうかしら?
(ちなみに、かなり以前から、すでに分社化してます。
とはいえ、分社化した先は儲け根性出して
ガツガツしていいはずなのに、
のんきな雰囲気が漂っているよーな気がする)
コメント