この間、多摩美の学生に会って、
「大学時代のゼミはなんでしたか?」と聞かれ、
懐かしくその当時のことを思い出したりしてたんです。
弥絵の行っていた「芸術学科」ってところは、
美大にあるまじき、実技がまったくできない子ばかりが集まるところで、
美学・東西美術史・観衆論・芸術心理学・映像論・美術論・音楽論・建築学などなど、
そういう趣味の授業ばっかしで、弥絵にとっては極楽でした(^-^)
ま、そんなわけで、3年生になってから決めるゼミも、
東野芳明コース(キューレータになる人系)
峯村敏明コース(芸術学の勉強)
萩原朔美コース(マスメディア系)
李 禹煥コース(実制作系)
秋山邦晴コース(音楽評論系)
奥山健男コース(文学評論系)
といった感じで、ミーハーだった弥絵は、本や雑誌が好きだったし、
萩原朔美コースに入ったわけでした。
・・・今、気がついたけど、ゼミの名前って、全部、人名だったのか。
へたに「現代美術史」とか「文学研究」などという
うわっつらのいい名前じゃなくて、人名の方がいいですね(^-^)
で、朔美さんとは遊んでばっかりいたんだけど、
記憶している言葉も多々あるわけです。
あるとき、「そんなつまんない発想じゃだめだよ!
たとえばコカコーラときたら、
気球とか夏とか思い浮かべるのは安直なんだ。
ぜんぜん違うものを組み合わせて、コカコーラとゲタとかさー」
と、おっしゃるわけです。
素朴で素直な弥絵は、「なるほどぉ〜、発想とはそうやって引き出すんだなー」と、
今でもその話を覚えているわけですが、
いまだに、その手法を使えたためしがありません(^-^;
・・・と、前置きが長くなりましたが、
「安直な組み合わせと、コカコーラとゲタ」を、ふっと思い出した代物が・・・。
大人から子どもまで、超人気のあるパンダと、
大人から子どもにまで超人気のある
超合金を合体させてできた、
「パンダーゼット」・・・って、
ありなんか?(^-^;
パンダゼットのゼットとは、
「マジンガーZ」という往年の超人気アニメを
由来にしている命名らしく、
パンダの背中にしょっている翼は、
まさに「マジンガーZ」のそれ。
うーん、うーん、あまりにばかばかしくて、
うっかり買っちゃいそうな自分が怖いっ(^-^;
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