数少ないゲーム仲間でもあるライター・編集者の鈴木海花さんから「チーズ・ダニを観賞して、みんなでチーズを食べる会を開くので、いらっしゃいね」とさそっていただき、さっそく行ってきました。フランスにはチーズの表面にダニを繁殖させて熟成させるチーズがあるそうな。すごいなあフランス。
ミモレットチーズという名前のこのチーズの表面には、あり地獄が地面に掘ったような穴がたくさん開いており(あり地獄の穴を見たことない方にはわからない比喩でごめんなさい)、穴の周りには粉がふいてます。そして、この穴を顕微鏡でのぞきこむと、いました!お米の形をした小さいのがいっぱい!残念ながらすでに全匹、お亡くなりになっていましたが、たしかにダニです。
なるほど・・・と、今度は試食。ダニのいる表面はカットして中身だけ食べます。これがおいしいー!オレンジ色したハードタイプのチーズは実はニガテだったのですが、これはおいしいー!まろやかで、やみつきになる塩加減にほんのり甘み&からすみのような微妙な味わい。料理の味付けに使ってもいいダシというか味が出るだろうし、お酒が飲める人ならこれだけでかなりいけるだろうな。
このミモレットチーズは、フランスでただ一人の「MAITRE ARTISAN FROMAGER AFFINEUR(チーズ熟成士の巨匠)」フィリップ・アレオスさんって方が作ったチーズとのこと。顔写真つきの説明書がついてました。フランス人ってなにやってもかっこいいなあ~。虫とキノコ話で盛り上がり、たいへん貴重な体験をさせていただいた1日でした。にしても、おいしかったー!
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