やえちゃんち

最低賃金で人は生きられるか実験

青森県の県労連が、時給６０８円という全国最低の最低賃金で本当に生活できるのか調べるため、職員４人が１カ月間「最低賃金生活体験」をやっているそうな。お堅そうなところが身体をはってこういう実験をやるって、おもしろーい（おもしろがってはいけないのかもしれないけど）。１ヶ月６０８円だと２２日間働いても手取りが１０万円を切るそうな。家賃が２万円くらいでもきつくて、ギブアップという結果らしい。青森県の標準家賃が２万円くらいってのもびっくりしたけど、そうか、手取り１０万円を切ったら、人らしい生活はできないのね。

こういうときは「生活保護」受ければよいのでは？と思い出したもんで、「生活保護１１０番」で「最低生活費計算シート」をゲット。さっそく手取り９５０００円で家賃２５０００円の一人暮らしだといくらもらえるのかしら？と計算。３０１１９円と出た。たった３０１１９円？　うわー、生活保護ってそんなに安いの？　ついでだから、家賃２５０００円で手取り０で計算してみた。すると、生活保護費は１０９３２０円と出た。８万円近くアップ！これって、働いても働けなくても同じくらいの収入になるってことですね。ってことは、最低賃金と生活保護のボーダーラインの基準は一緒なのかも・・・なんかよくわかんないけど、ヒッキーだと大変ってことはわかりました。

シンガポールの沈没船

週末、大学時代にアルバイトをしていた、田園調布の土楽という器屋さんに行きましたー。焼き物好きのご主人が指折りの作家さんに作ってもらった器を扱っているお店です。私がバイトをしていた頃は骨董も扱っていたのだけど、「いい骨董はそれ１つしかないから、人に売れない」というわけで、今では作家さんの作品だけになっていました。

たまたま、シンガポールから骨董を収拾するのが趣味というお客さんが来ていて（日本語ぺらぺらでした）、シンガポールの骨董の話になりました。日本の場合、骨董が出てくるとしたらどこかの施設や家から出てくるしかないんだろうけど、シンガポールはどこから骨董が出てくるのかしら？　と思って質問してみると、なんでも周辺の海にまだ2000艘くらい沈没船があって、当時貿易していた中国あたりの焼き物が乗っているらしい。うわ～ドリーミー！　景徳鎮とか出てくるんだろうなー･･･うっとり。

アニソンって言葉

じたばたしているので、かなり短めに（ごめん）。

「アニソン」ってのは「アニメソング」の略かー！　と知ったのが、つい先週。「アニメソングが好きです」というのは言う方も、聞かされる方も、けっこう恥ずかしい＆秘密ってな感じがあったのだけど、「アニソン」と言われると、さらっと使われているようで、かなりおおらかであけっぴろげ。これが一般化した、とか市民権を得たということなのでしょうか？　なんにつけても、後ろめたさも秘密もなくなって、オタクが過ごしやすくなったんだか、つまんなくなったんだかわからない今日このごろです。・・・というわけで、今日はこの辺でー。

出雲重機、かっこええっ！

最近、島根県関連の名前をよく目にするようになったなーと、本屋で手にとったのが「出雲重機」という作品集でした。出雲はたしかに神話の時代はタタラ製鉄のメッカ。ヤマタノオロチを退治するだけの剣だって作れましたからね！　まあ、神話の時代を過ぎたら乗り遅れたけど、古代の鉄鋼業はすごい･･･けど、今、「出雲重機」なんて企業あったっけか？　そんなことを思いつつ、パラパラめくったら、写真に胸きゅん♪　働く重機（自立型重機）がいっぱいだわー！　
昭和を感じさせる下町に、ぽつんと工業ロボットがたたずんでいるような写真がいっぱい。これがいい感じ！　低めの空にいっぱいかかってる電線のある風景とか、妙に懐かしい気持ちになりますねー。

この「出雲重機」ってぜんぶ空想の産物なんだそうだけど、あまりにしっくりくるもんだから、これから町で見かける重機は、どれもこういう形になればいいのにーと、しみじみ。町を疫病から守るために町の入り口に設置される重機やら、森林の中でなにかの作業をする重機やら、用途はさだかではないですが、夢いっぱいっす！　この作者の大久保淳二さんは「鉄騎」というゲームのメカデザイナーだそうな。
「出雲重機」のサイトの作品例（gallery）がとってもかっこよいので、ぜひ、見てください～。特にオススメは、風景写真と合成してある写真です。グー！

ハジメちゃん大人年齢診断問診表

誕生日を迎えたばかりの私。「ほほー、大人年齢診断とな！」と久々に心理テスト（？）をやってみることに！　だいたいこのような心理テストの場合、少年ジャンプ＆マンガ＆ゲーム＆フィギュア＆ＣＤなどに囲まれ小学校高学年男子並の部屋に住んでいるような私は、必ず歳より低く出るものでありました。しかーし、驚くべきことにぴったり同じになってしまった！！　なんか釈然としない。ぶーぶー。ま、気持ちとか考えとか知識ではなく、「ビデオのタイマー録画をしたことあるか？」とか、「ペアルックを着た事あるか？」「転職をしたことがあるか」とか、そーゆー経験を聞く質問ばかりなので、実年齢と同じになるのかも。しかし、釈然としない。

そんなわけで、20歳の頃を思い出して、やり直してみた。やりながら、しみじみした。当時は「インターネットで通販」はネット環境が整ってなかったからできなかった。「携帯で顔文字」も携帯を持ってなかったから打てなかった。宝くじを買うお金もホテルでルームサービスを頼む機会もなかった・・・若いって貧乏・・・っていうか、すげー社会環境が違うっ！うわー、びっくり～。で、出た結果は１歳でした。なんかコレも釈然としなーい。

前方後円墳の女子高生コフィーちゃん

蛙男劇場（フロッグマンショー）は前半15分を先日話題にした「鷹の爪団」、後半15分は「古墳ギャル・コフィーちゃん」の30分番組でした。で、「古墳ギャル・コフィーちゃん」は前方後円墳のコフィーちゃんと仲間が青春する学園物。主人公が古墳なくらいですから世界観もストーリーもシュールでナンセンス、早口のかけあいギャグがいいノリなんす。

お気に入りキャラは、古墳少女たちが「王子さま」とあこがれるニントクくん！　成績優秀、スポーツ万能、ルックスよし、だれよりも大きく、威厳があるニントクくんは、その名のとおり「仁徳天皇陵」です。

ある日、悪徳不動産業者がクラスメート（←古墳）の上に駐車場を建設しようとしたときに、白馬の王子のごとくニントクくんが助けに入るわけです。怒った不動産業者は「おまえの上にも駐車場を作ってやる！　お前の名前はなんだ！」と迫ると、「私の名はニントクだ」･･･というわけで、お約束ですが不動産業者は「ニ、ニントク・・・へへーー」となりまして。「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」、「大岡越前」のようなスカッと感がありました。「蛙男商会」さんのサイトで見ることができるので、お時間があるときにでも、ぜひ。

今日は誕生日だ！MATTP

気がつけば日付が変わって６月２４日になっておりました。私の誕生日っす！　昨日の日記に「次回は埴輪のアニメについて書きまーす」と書きましたが、ふと、節目となる誕生日に書く話が、しかもいい歳して、ハニワのコフィーちゃんでいいのか？　と思ったもんで、別の話でも･･･。

誕生日にフィットした盛り上がりそうなサイトを探していたところ、とある男の人が世界各国でダンスしてるサイトを発見しましたー！　南極、アルゼンチン、日本、エジプト、メキシコ、カンボジア、チェコ、マレーシア、ノルウェー、イースター島、海の中などなど40カ国以上で踊っているマットさんのサイトです。

各国の映像はパタパタ踊っている姿がぱっと見える･･･くらいの短さなんですが、その短さの中にも、その国の雰囲気や空気感がにじみ出ていて興味深いです。でもって、たいていの場合、彼のダンスをみんな無視して通り過ぎるのですが、たまにノリのいい国があって、一緒に踊っちゃったりしてて、ダンスっていいなあ、って思ったりしました（日本でのダンスは雨の中で、しかも、みんな「見なかったこと」にして無視しているよーでした。見慣れた風景だわさ）。
ともかく、ぜひ、映像をご覧ください！　

最初見たときは、サイトを面白くするために、40カ国以上にダンスしに行く人がいるのか？！　とびっくりしたし、ＣＧ合成かも？と思ったんですが、影がちゃんとしすぎているのと、周りで一緒に踊り出しちゃう人の彼のとの間隔が絶妙で、これは本物･･･とわかった次第。
なんでも、旅が好きなマットさんはゲームの仕事でひとかせぎすると、超貧乏海外旅行に行き、家族にどこにいるかを伝えるために、その場でダンスを踊って映像にとって送った結果、このサイトになったそうです。なるほどねえーー。

で、マットさんは東京でもダンスしてますが、日本の旅行記がこちら。カプセルホテルの感想が･･･「宇宙船のようで好きです」とほめてくださっています。日本のここだけ切り出されると、すげーへんな国に見えて微妙～。これが世界に発信されるのが微妙～。

蛙男商会、やるなあ！

復活早々、アニメネタでーす。この４月、いまだかつてないほどアニメ番組が増えました。２年くらい前から「オタク市場は巨大で儲かる」（←誤解だと思う）が言われ始めたおかげで、投資した人やら予算確保した会社の思惑がイッキに実ったってところかな？　この勢い（←誤解）が続くとは思えないけど、とりあえず今は選択肢が増えたことを楽しもうっと♪

量が少ないと売れ線や堅実路線に絞られてしまうんですが、量が多いと「ためしにやってみっか」という変り種も増えて面白くなります。この４月からのアニメで大ヒットだったのは『蛙男劇場（フロッグマン・ショー）』　。初めて見たときの衝撃ときたら！　「これ、公共の電波で流していいの？」「すげー、へた（うま）！ありえねー」「来週はもう打ち切りでは？」･･･と、ハラハラドキドキの連続。あまりにハラハラしたもんで、毎週見ちゃいました。

世界征服をもくろむ「鷹の爪」という秘密結社で働く島根県出身の吉田くんが主人公。高校時代島根で過ごし、吉田という親友がいる私には親近感がある設定だったというのも、見続けた理由のひとつです。
で、島根県、超ばかにされまくり！　これは島根で放送できないのでは？　と、これまたドキドキ。その他、ヒトラーみたいな総帥（実は人情派）、性根の悪いスーパーマン、出版界では触れてはいけないとされるサザエさんやドラえもんのパロディ、フリークスとか危ない人も続々登場。スレスレすぎて笑えるー。実は人情話だからそこもいい！（ＣＭの提供会社は自社と関連会社のみって感じだったんですが「たしかにねー」でした。）

やや、アブナさばかり言っていると面白さが伝わらなってしまう！　なにがすごいって、一人で作ってるってことですよ。一人で作っているフラッシュアニメが公共の電波に！　記念すべき作品です。声優だって作り手の蛙男さんが自分でパソコンの前で吹き込んでるらしいですからね。声の使い分けにびっくり。　「七色インコ！」ってほめちゃいます。超低コストの制作費。しかもいままでの放送の常識をやぶったのびのび感が面白い。
「放送」と「ネット」の垣根を越えた印象的な作品でありました。
そうそう、後日、これを作ってる蛙男商会さんは島根県在住で、島根でこのフラッシュを作ってると知りました。東京や大阪に住んでなくてもアニメできるだなあ。

あ、「鷹の爪団」と、もうひとつ、埴輪が主人公のアニメがあるんですが、次回、そちらもご紹介します。

復活しますぅー

１ヶ月以上、ぷっつっと更新をやめてましたが復活しまーす！　さすがにここまで長く休むと、高校時代の先輩や、大学時代の友達や、幼なじみなど、各地より「生きてるかー？」とメールが届くようになりまして、週３回くらい、「生きてまーす」とお返事しておりました。人に心配をかけてはいかんな、というわけで、生存証明として続けていこうと決意。生きております！今後ともよろしくお願いします！

日記を書かない生活というのは数年ぶりなんですが、どうなるかというと、テレビのニュースもネットも見なくなってしまい、マンガと本ばかりという毎日に。本屋にも行かず、アマゾンと電子書店パピルスばかり使うようになっていて、バカ丸出しでした。これはちょっとゆゆしき問題のよーな気がします。

さて、とりあえず、今日のお買い物でも・・・。ＳＭＡＰの中居さんが出てくるＮＴＴのＣＭ。この中で登場する白く発光する電話がＮＴＴ東日本から本日発売されました～！　てっきりＣＧ合成で白く光っていると思ってたら、本当に光るんですね！　ちょっと近未来的？　鉄腕アトムに出てきそうな？　物欲がうきうきしたのと値段が１3500円、と携帯に比べたら「安い！」と思ったもんで、即買い。なんでもFTTH向けＩＰ電話だそうで、ＩＰ電話といわれてもよくわかんないけど、普通の電話としても使えるそうです。１万台限定です。ああ、限定販売に弱いっ。