ヤフーオークションで詐欺?に合いそうになっちゃった! スレスレで回避できたからよかったぁ~。というわけで、貴重な体験だったので、事の経緯をカキコ(ちょっと長いo(_ _)o)。
10月からアニメをHDDで録画しよーと、9月中旬にヤフオクで、定価15万のところ、8万8千円で出品されてるモノを落札。ところが、これが約束の9月30日になっても届かなかったんす。10月3日から放送が始まっちゃう!!(焦) というわけで、催促メールを送ったけど、返事が来ない。
・・・おかしい。
ヤフーオークションには「評価」という機能があります。売る人(出品者)、買う人(落札者)が、相互に「非常によい」「よい」「どちらでもない」「悪い」「非常に悪い」の<5段階評価+コメント>して、それが信頼性の証となって公開されます。
で、週末、該当の出品者の評価ページを見に行くと、 「<非常によい>納期遅れでしたが、届きました」の間に、 「<どちらでもない>納期が遅れてます。連絡ください」などと、ちょっとムッとした人たちが並んでました。さらに読み込んでいくと、ちょっとムッとした人たちをなだめるかのように、 「<非常によい>みなさん、私は直接商品を取りに会いに行きましたが、この落札者はいい人なんです。とても悩んでるんです。もう少し待ってあげてください」 「<非常に悪い>資金繰りが苦しそうですね。そんな言い訳では納得できません。自転車操業・・・」 「<どちらでもない>パソコンがクラッシュしたそうですが、返事ください」 などとあり、
・・・これはヤバイ!
商品がないのに出品して新たに入金されたお金を元手に、商品の買い付けしてる?? 倒産でもしたら、商品どころか、お金が戻ってこないヽ(^o^;)ノパソコンがウイルスでやられて、取引先リストなくしたってな話もあったんだけど、この音信不通ぶりは、普通じゃない気がする。。。
さっそく、催促と言質をとりにいかねばっ!と、こちらの落ち度が一切ないことを証明すべく、土曜日の夜に、練りに練った催促メールを送付。瞬時に「返金します」と返事が来まして。それと同時に、弥絵の輝かしい「非常によい」ばかりの評価に「<非常に悪い>落札者の都合でキャンセルされました」がつきました。この落札者さん、キャンセルした客すべてに「非常に悪い」評価をつける人で、それがいやで、評価を重んじる人たちは、お行儀よくだまってたみたい。
人の評価に興味がさほどない弥絵は、1歩先にイチぬけた~ができて、今日、お金が返ってきました~♪
ヤフオクの詐欺の横行には、この評価への過信と尊重が原因してるかも。
ま、それはともかく、生まれて初めて詐欺?に合いそうになったという、
とても興味深い経験でした。
その1.自分の正当性を立証するため、頭を使うのは面白かった。
詐欺に巻き込まれそうになったら、怒らずに冷静に言質を取り、メールなどの記録をすべて残すこと。内容証明を送付し、自分の正当性を公的に記録すること(今はネットでできます!ラクチン!)、警察に届け出をすること。いっぱいいろんなケースのシミュレーションをしたし、被害にあったときの知識もばっちり入手。
その2.だます気がなくても詐欺ってこともある。
たぶん、出品者はいい人で、気が小さい人で、おろおろ目先のつじつまを合わせていたら破綻しちゃったって感じ。破綻するorしないの差は実はあまりなくて、ちょっとしたことで、落っこちゃうんですねえ。怖い。きっと、「まだ大丈夫、なんとかなる」って思ってたんだと思います。見極めと腹のくくり、大事です。だれにでも起こりうる話かもしんない。
その3.クレーム・取立てはイッキに爆発する。
週末からこまめに、評価コメントページをチェックしてたんですが、今日になって、恐ろしい勢いで何十人もの人がクレームの書き込みを始めました(弥絵と、たった1日の違いっす)。比例して増えていくのではなく、ある時間が経過した時点で、イッキに爆発するってことを痛感。逆を言えば、パニックになる前に、ちょっとだけ停滞時間があるってことです。
そこでどんな行動ができるかがカギなんだな、と。今回のようなケースじゃなくても、パニックが起きそうになったとき、どうすればいいかってのが、ちょこっとわかった。
ドキドキハラハラの週末でしたが、みんなにお金が返ってくるといいなあ~&人がよさそうな出品者が、ひとりでは太刀打ちできない大量すぎるクレームに「犯罪」にならずに対応終了するといいなあ~と、思っているのでありました。