やえちゃんち

パンダーＺ と マジンガーＺ

これにはハマルまいっ！
と思っていたにも関わらず、はまってしまったぁ〜！
パンダーＺ

←パンダーＺ。ちっこいのが主人公

弥絵ちゃんちには、グッズだ、フィギアだ、Ｔシャツだ〜・・・って
ゴロゴロしてます。 ホホホッ(^_^;)

その名前の通り、パンダーＺとは、
マジンガーＺのパクリ。

あしゅら男爵（←好きだったわ〜）
も出てこないし、
「光子力ビーム」「ブレストファイヤー」
「ロケットパンチ」「ルストハリケーン」もないし、
二番煎じには興味なかったんだけど、
パンダＺは、かわいいから許すっ！

キャラクターのライセンス商売は、
とどまることを知らずに
大もうけだけど、
ナイスなキャラが世の中にぞくぞくいるわけでもなく、
キャラを育てるにも大金がかかるし
・・・ってなわけで、
「コンセプト」が売り買いされる
世の中になってきたのねー。
（映画やテレビ番組は、
すでに「リメイク」が当たり前になってるよね）
「パロディ」や「パクリ」とは違う次元のお話。

これで、元祖「マジンガーＺ」も売れれば、
ウハウハなわけで。。。
「イノセンス」を見て、超合金ロボットになる
キャラが出てこないアニメでも、
ちゃんとスポンサーがつく時代になった♪と感心したけど、
これもフィギュアとゲーム、マンガなどなど、
超合金以外のものが普及したおかげ。
結局、子どもじゃなくて、
大人がメインのお客さんってことね。

押井守作品と宮崎駿作品

「イノセンス」公開記念　六本木ヒルズ朝まで文化祭の続きばかり書いていると、
本当にこればっかりで、２週間とか過ぎそうなので、そろそろ打ち止め(^_^;)

伊藤君子さんのジャズライブ。
初めて生でお声を聴いたのでありました。
音響がいまいちで、音がバラバラしてたのと、
客層もバラバラだったもんで一体感を創るのは大変だろうな、
と思っていたら、さすが伊藤君子さん！
にっこり笑顔で余裕のトーク。大人だぁ〜！
歌声が響いたとたん、
深く染み入るような声に、会場もしーん。
やはし、歌い続けてきた方は違います♪

その後、なんということでしょう！
押井監督＆川井憲次さんと、
糸井重里さん＆鈴木敏夫さん
（スタジオジブリプロデューサー）の
トークショウの時間がバッティングっ！！
そんなプログラムありかいっ？！(；_；)
うええええっ、どっちに行けばいいの・・・っとうろたえて、
こうもりのように移動を繰り返しちゃいました。
押井さん＆川井さんブースは、
全員体育座りした黒い殿方の海。近寄れない(^_^;)
しかも、いまいち声が聞こえない。
お顔を拝むだけでよしとしよう。うん。
結局、糸井さん＆鈴木さんのブースに定着。
しかし、こちらは全員が立ち見だったもんで、
座ってるお二人が見えない(；_；)
でも、トーク楽しかったです
（そのうち、この２つのトークは公開されるだろうから
内容は割愛）。

ところで、戦利品２つのご紹介っ！
「イノセンス・スタジオジブリ
プロモーション映像ＤＶＤ」
「ＦＯＬＬＯＷ　ＭＥ」伊藤君子・主題歌ＣＤ　
いただきましたo（_ _）oありがとうございます♪

さっき「プロモーションＤＶＤ」を観たんですけど、
「イノセンス」と「スタジオジブリ」作品を並べると、
日本を代表するアニメの集大成ともいえるんですが、
これ、ちょっと、作ったことがよかったのかどうか、微妙。

押井守作品と宮崎駿作品は
対極にあるもので、
見方＆見所が違うんです。
往年のセガと、ニンテンドウのゲームのように違います
（わかりにくい比喩かな(^_^;)）。
双方とも「自己」や「命」「社会」の
核が揺り動かされるものなのだけど、
押井作品は感覚を揺り動かすし、
宮崎作品は感情を揺り動かします。

「イノセンス」のプロモを忘我の境地で
食い入るように見入った後、
「風の谷のナウシカ」のプロモが始まって、
こっちは泣けちゃた。
「あ！ナウシカ、ここでいっぺん、死んじゃうんだ(；_；)」と思い出しちゃったりして。

押井作品も宮崎作品も大好きで、 両方とも、
世界観＆色彩＆動き＆セリフなどなど、
すべてが血肉になってるから、
２つセットで「どうだっ！」とやられると、
正直、困るなあ。選べないもん。

「イノセンス」のプロモ、わかりやすすぎでした。
そこが問題でした。
もっと迷宮のようにわけわかんなく作ればいいのに・・・。
ストーリーを一般化した解釈で編集してたから、
絵が際立ちすぎて比重が重くて、
マニアックさが中途半端だったかも。
・・・うーん、でも「愛」とかに持っていった方が、
観客の幅が広がるだろうし、
難しいところです。はい。

イノセンス オリジナルオルゴール

「イノセンス」公開記念　六本木ヒルズ朝まで文化祭の続き〜。

客層、見事に激しくバラバラでした。
よって、ノリも見事にバラバラでした。
なんたって、
アニメ＋クラブ＋ジャズ＋業界ですから、
ファッションも年齢層も顔つきもバラバラ。
アキバに西麻布のクラブ・イエローの分室ができて、
ゲーマーズナイト（←懐かしいっ！）をやってるところに、
中継が入たって感じ？
実はゲーマーとアニメファンも客層が違うので、
ちょっと違うかな・・・。

しかも、時はバレンタインデー。
カップル！　カップル！　カップル！の嵐。
どこをどう見ても押井ファンの大量の男性群の山の中に、
キュートorきらびやかなカップルが竹の子のように乱立し、
かなり珍しい光景でした。

ま、それはともかく、 会場にはたくさんのブースがありまして、
ハイビジョンで映画の断片を鑑賞できる部屋とか、
（ハイビジョンモニターがものすごく欲しくなった）
イノセンス仕様のプロジェクターを鑑賞できる部屋
なんぞもありました。

で、大きなホールの隅っこに、
２人の背広のおじさんが
直立不動で立っているのを発見。
スーツじゃありません。背広です。
めっちゃ浮いてるわ・・・
いぶかしく思いながら、近づくと、
分厚い木の台を３つ重ねた上に、
小さなガラスのオルゴールが。

弥絵：「これ、オルゴールですか？」
おじさん：「はい。映画の中で使われていた曲です。」
弥絵：「ここで聴けるんですか？」
おじさん：「はい。」
おじさんは、きりきりとオルゴールのねじを巻いて、
木の台の上にそっと置きました。
チラシを見ると、１つ２万円。
本物のオルゴールなら、そのくらいするだろうし、
なにより、オルゴールを聴かせる専用の台を
持参してるあたりが、いいなーと、思いまして、即決意。

弥絵：「これください」
おじさん：「えっ？！」
横にいた弥絵の友達も、間髪入れず
「あ、もうひとつください」と言ったもんで、
２人のおじさんは、飛び上がらんばかりに驚いて、
＜本当ですか？！＞って顔をしてました。
本当に売れてないんだろうなあ(^_^;)

「イノセンスオリジナルオルゴール」
♪

ガラスのＢＯＸに映画に出てきたバセットハウンド犬の彫刻が入った、
とても気品に溢れたオルゴールです。
曲は劇中で使われた「Riverof Crystals 」。
もちろん、川井憲次監修。
着メロだなんだで、手軽に音楽がゲットできる
ようになった今日日、
こんなオルゴールを手間をかけて作るところが、いいわん♪
受注生産しかしないそうなので、
興味のある方は、ぜひ、ＳＡＮＫＹＯ（日本で唯一のオルゴールメーカーだそうな）へ。
メールで問い合わせすればＯＫみたいです。
受注生産だから、１ヶ月かかるって言われたわん。届くのが楽しみ〜

「イノセンス」はすごいっ！ 「イノセンス」公開記念 六本木ヒルズ朝まで文化祭 その１

「イノセンス」公開記念　六本木ヒルズ朝まで文化祭
に行ってきました〜！！
「朝まで文化祭ってイベントがいっぱいあるんだー」
くらいしか理解してなかったんですが、
六本木ヒルズの展望台＆クラブスペース
＆映画館を使って、
ほんと、学園祭のようなお祭り騒ぎ。
１０００人以上いたもんで、
混雑ぶりがすごかったんですけど、
プログラムと地図を片手に、
次はどこに行こうか迷ったり、
冷やかしでいろんなブースうろついたり・・・と、
歩き回ってるだけで楽しかったです。
しかも、全部イノセンス関係。
くぅー、たまりませんっ！

あまりに書きたいことがありすぎて、
絞りきれないもんで、
プログラムに沿って、今日は、
世界初公開の「イノセンス」の話！！

全米NO.1の大ヒットとなり、
ジャパニメーションを世界に知らしめた
「GHOST
IN THE SHELL−攻殻機動隊−」から、約１０年。
弥絵の中で今でも最高峰のこのアニメの続編が
「イノセンス」。
この間に作られた実写作品「アヴァロン」も、
もちろん面白かったけど、
「うる星やつら」「機動警察　 パトレイバー」
のファンとしては、
押井監督にはアニメを求めてしまうのですぅ〜！

で、開幕。ドキドキっ♪
押井アニメは、どの作品もオープニングからして、
信じがたいほどかっこいいので、
まばたきもしないつもりで凝視。
始まって３秒で、
「ひええぇぇぇ〜！！！」と絶句。

もう、「アニメ」という言葉で
想起されるアニメじゃないっ！
これはいったい？！

前作から恐ろしく飛躍した絵の密度、
リアルを遥かに超えたリアリティ。
１秒あたりに詰め込まれている情報量が、
圧倒的に増えていて、
動体視力がめっちゃいい弥絵も、
すべてを感知することが不可能(^_^;)
もったいないやら、快感やらで、すごすぎるぅ〜！
これは歴史を変える作品ですっ！

知らない方にストーリーをちょっと紹介。

今から３０年ほどたった日本が舞台。
肉体の機械化も進み、人とサイボーグ、
ロボットが共存する
高度情報化社会が成立していた。
情報化によりネット犯罪や情報操作犯罪も
巨大化・複雑化していく中、
それらを鎮圧するために生まれたのが
「攻殻機動隊」。
存在も隠され法も関係のない特殊部隊で、
メンバーのほとんどは脳や人体の一部だけが
人間のサイボーグ。
あるとき、大量生産前のロボットが暴走し、
人を殺す事件が連続発生する。
殺された人間は、政府・財界の大物ばかり。
情報操作テロを危惧した政府は、
特殊部隊に捜査を命じる。
事件の真相に近づくにつれ、混沌とした迷宮に陥り・・・。

ってな感じ。

人間とサイボーグの違いはなにか？
自分とはなにか？
そもそも自分は存在していたのか？
なにを根拠に自分を信じるべきか？
世界とは？　人間とはなんなのか？
・・・哲学的な押井節炸裂〜！
弥絵、もー、こういうの大好きで〜！！！！
今回も、すごいっす。
人類を超えて、神まで行き着きます。はい。
で、今回は、びっくりするほど、わかりやすいです。
いつも、あえてわかりにくくしているのでは？
って思うくらい、
いくつもの解釈ができて、えらいこっちゃなのですが、
（それこそ、キューブリックの「２００１年宇宙の旅」
並に解釈いっぱいできます）
イノセンスは、わかりやすくて、深い。いいっす(^-^*)

＝＝＝＝＝＝＝＝
こちらもレポートっす♪ぜひ〜

明日は夜遊びするから、更新お休み〜

金曜日の夜から、土曜日の朝まで、オールナイトで、
「イノセンス」公開記念　
六本木ヒルズ朝まで文化祭
に行ってきまーす(・Θ・)ノ

なもんで、金曜日の夜の更新はお休みね〜♪
日本で一番早く、イノセンスを観る、
その感想を土曜日にはカキコしますんわーん。
（体力が持っていれば(^_^;)、
いやあ、ここ何年か、夜遊びしないよい子だったもんで(^_^;)）
今から、何を着ていこうか、思案中です。わくわく♪

同人誌作るかぁ〜

年が明けて、ゲーム＆アニメ＆マンガ＆フィギュアどっぷり生活から、
物の怪が抜けたよーに抜けてる弥絵っす。

というのも、年末に、
ときめきメモリアルのファンクラブ
「ＴＯＫＩＭＥＫＩ　ＣＬＵＢ」と
Ｓｍａｐのファンクラブに入会。
行き着くところまで、行ったなぁ〜
と、しみじみしたから（←大バカ者っす）。
山頂まで登った。って感じ？
★正直、ときめもの会報誌を正視できず(^_^;)、
（この世界についていけない）と思ったのも原因かと。とほほ。
一人でやるゲームだけの世界で終わらせておけばよかったぁ〜。
この話はまた今度。

そんなわけで、おたく〜なネタも減りつつあったのですが、
新しい局面に展開か〜？！

昨日読んだ「・・・ってこんな仕事」の月刊アスキー編集部の一日を
昼ごはんの友、桜桃さんに話したワケ。
同じ編集業なので、ツーカーで通じるところもあり、
もう、内輪ウケの嵐 。

弥絵：「いやあ、連載モノ２４ページのラフレイアウトを
　　　　 『明日までに』って、デザイナーさんに出すらしいよ」

桜桃：「ひぃ〜！鬼ぃ〜！よく受けてくれるねえ、デザイナーさん」

弥絵：「あたしもひどいけど、最低３日は渡すよね。フツー１週間じゃない？
　　　　でね、ライターさん、毎回、１８時間のテープおこしやってるんだって。
　　　　２時間の取材でも自分でやったら６時間くらいかかるよねえ・・・（同情）。」

そうこうしているうちに、同人誌の話になり、

弥絵：「同人誌、ヒットすると、
　　 年間１３００万円以上の売り上げなんだって〜
　　　　（＠６００円×９回発行×２５００冊販売）」

桜桃：「そんなにぃぃぃ！！！（キラリ〜ン☆と目が輝く）
　　　　やるかっ！一発やってみるかっ！」

たしかにあたしたち、編集歴長し。印刷知識ＯＫ。文章もきっとＯＫ。
んで、 マックユーザー。共にＰｏｗｅｒＢｏｏｋＧ４。
クォーク、イラストレーター、フォトショップも使える＆自宅に完備。
スキャナーもプリンターも完備。
問題は、イラストっす！
萌えイラストが描ける友達がいないっ！

う〜んと腕組みしたけど、まあ、考えててもしょうがないから、
「とりあえず、コミケ行って、売れ線リサーチするかぁ〜」
ってことにあいなりました。

・・・と、今、桜桃さんから同人系情報のメールが来る。すばやい。
「同人用語の基礎知識」
「ケットコム同人イベントサイト情報」

どれも元ネタがわかるだけ、かなり引くかも(^_^;)
弥絵、完成度の低い制作物が許せないんです。
顔がゆがんでるとか、デッサンが狂ってるとか、
塗りが荒いとか、製本がちゃちいとか・・・ｅｔｃ。
こうなったら、参考なし（＝マーケティングなし）に、
独学で完成度の高いものを黙々と作るっきゃないわっ！

・・・と、気合が入ってるわけですが、
もしかしたら２人の愛読書だった「ビックリハウス」が
最近出たことも影響しているのかも。
本業じゃないところで、むくむく盛り上がってる２人でした(^_^;)。

イノセンス公開記念「六本木ヒルズ朝まで文化祭」

イノセンス公開記念「六本木ヒルズ朝まで文化祭」
■行った感想１（映画編）はこちら♪
■行った感想２（会場＆オリジナルオルゴール編）
■行った感想３　（押井守作品と宮崎駿作品）

今日の喜び〜！！
イノセンス公開記念
「六本木ヒルズ朝まで文化祭」
チケットゲットぉ〜！
（まだ、チケットはちょこっと残ってるみたい・・・１６日０時現在）

「イノセンス」・・・これは押井守監督の
「GHOST IN THE SHELL−攻殻機動隊−」の続編。
なんで全米NO.1になった世界を代表するこのアニメの続編を、
わかりやすい「攻殻機動隊パート２」にしなかったのかな？
ってのが、ずっと不思議だったんだけど、
鈴木敏夫さんが「パート２じゃだめだ」と言い切ったそうで、
そこが凡人とは違う発想なのね！っといたく感心。
「攻殻機動隊」は日本よりも海外の方が超ヒットしたんだけど、
「イノセンス」は日本映画の興行記録塗り替えるくらい
すごいことになればいいなーって思ってます♪

「攻殻機動隊」の話はまた今度、じっくりやるとして、
このほぼ日主催「六本木ヒルズ朝まで文化祭」
中身がすごぉーいっ！
日本で最初の「イノセンス」試写会っ！わーいっ！
でもって、押井守監督と川井憲次さん（音楽）のトークショー。
うっ、弥絵、押井さんは「うる星やつら」のときからファンだけど、
生で拝んだことなーいっ！これは、体験したーーいっ！
鈴木敏夫さん（スタジオジブリ）と糸井さんのトークショー、
「ほぼ日」にお二人の掛け合い（とはいわない？）があるんだけど、
たいへん、奥深いっ(^_^)　また、拝見できるのねー！
さらに、主題歌を歌っている伊藤君子さんのライブ！
でもって、中田ヤスタカ（capsule)と
DJ DRAGONによるDJ。
朝まで徹夜でクラブで遊ぼうぜっ！
という、超豪華なメニューになってます。
弥絵、着替えてるんるんでいっちゃうもんねー！！
ここ数年、徹夜で夜遊びをしてなかったので、
めっちゃ気合入りまっする！ くぅ〜、楽しみ〜！

羽生生純「恋の門」映画化 コスプレヤー大募集

はあ、こんな映画のエキストラもあるんだーと感心したのが、
コスプレする子たちの募集記事。
漫画家青年とコスプレする同人の女の子のラブ？ストーリー
羽生生純の漫画「恋の門」が映画化されることになって、
コスプレヤーを大募集だそうな。

弥絵的に興味があるのは、
コスプレを個人の楽しみでなくて、映画という公の媒体で出した場合、
キャラの版権とか、商標権はどうクリアーするんだろう？
クリアーしないといけないのだろうか？ってあたり。
注釈には、「露出度が高い場合ご相談ください」
ってあるんだけど、
ミッキーマウス、ドラえもん、ウルトラマンとかの
カッコしても大丈夫なのかなあ？

ってか、この映画、当たるのか？

実写版「デビルマン」、富永愛のシレーヌかっこええっ

実写版「デビルマン」

「なーんだ、また実写かぁ〜、イメージ崩れるなあ」と、
マンガの実写版を信じてない弥絵は、
「デビルマン」を実写化するって話を聞いたとき、 そう思ったんす。
ほしたら、こりゃ、
はちゃめちゃ、かっこよくなりそうよっ！
公式サイトを観て、「いけるかも・・・」とうなってしまいました。
特撮やセットもすごそうだけど、 一番、すごいっと思ったのが、
富永愛の妖鳥シレーヌでした。
その人間離れした美しさときたら！
（公式サイトでもちらりと見えます）。

サンスポにも写真が出ててるんだけど、
このくらいのスタイルを持つ人が出ないと、
マンガの実写版ってだめなのよね。
日本人って、どんなにがんばっても、ＳＦちっくなかっこをするとちんちくりん。
コスプレの女の子しかり、
残念ながら「アヴァロン」以前の押井守監督の実写版しかり、
（「紅い眼鏡」「ケルベロス 地獄の番犬」とか）
それはないでしょう・・・(；_；)と思うもの多いんだもん。
「デビルマン」の作者永井豪のもうひとつの
実写版 「キューティーハニー」（こっちは庵野秀明監督）
だって、ギャグタッチにしたからかろうじて耐えられそうだけど、
やっぱり、マンガやアニメの方が面白そうって思っちゃうもん。

このデビルマンの話、内容に入っていくと、
とんでもなく長くなってしまうので、それは後日。
しかーし、子どものころ、見ておいてよかったと思える傑作っす。

Weiβ kreuzラストライブ

本日も昨日に引き続き東京国際フォーラム・ホールＡ。
今日の演目は「Weiβ kreuzラストライブ」でございました。
弥絵はまったく知らないテレビアニメのライブで、たまたまチケットが格安で手に入ったので、
モノは試しに行ってみよぉー！と野次馬根性っす。
アニメ系のイベントって初体験＆興味津々♪
この歳になっても未体験のことがあるってのは、幸せなことであります♪

Weiβ kreuz （ヴァイス･クロイツ）ってのは、
子安武人、結城比呂、関智一、
三木眞一郎という声優さん４人のユニット。
アニメそのものを子安さん自身が企画し、各声優さんのイメージを元に
キャラクターと世界観を作り上げたものだそう。
アニメを知らないくせに、行く気になったのは、
弥絵がはまった女の子向けゲーム（ときめもＧＳ＆アンジェリーク＆遙かなる時空の中で）
のキャラの声をこの４人がやっているから ・・・どんどんオタク化してますね。ぬははっ (*^-^*)

「Weiβ kreuz」という名前がドイツ語からもわかるように、ＣＤのジャケとか見ると
ドイツの親衛隊的なイメージ。 きっと会場には、コスプレはもちろん、
ＭＩＬＫやヴィヴィアン・ウエストウッド、アナ・スイを着た子や
ゴスロリ（ゴシックロリータ）ちっくな上から下まで黒フリルの子が
いっぱいいるだろうなーと予想してました。
ところがどっこい、あれれれれ？１８０度違うっ。
おぼこいっていうか、地味っていうか、口元にまだ産毛がありそーな感じというか・・・。
黒髪度高く、かつ、化粧気なし度高し。服も持ち物もしゃれっ気なし。
小学生でさえ化粧をしてブランド服を着る昨今というのに、珍しかったです。
ちなみに、東京ゲームショウとかでゲーム好きの女の子を見かけると、けっこうおしゃれなんす。
弥絵は両方好きだけど、ゲーム系とアニメ系は
本来、客層が違うのかもしれないなあ。

そんなこんなでライブスタート。ブザー鳴ったが瞬間に
「キャー！！キャー！！」と怒涛の黄色い悲鳴。おおっ、すごい盛り上がりだっ(^-^;
照明が入った瞬間、オールスタンディング！
もうですかぁ〜？！(^-^;
んでもって、曲が流れ出し、
スクリーンに映像が流れた瞬間に、
全員が、片手にライトを持って振り始め、びっくり。
自慢じゃございませんが、弥絵は、ライブ歴、長いっす。
ロック、ジャズ、クラシック、テクノ、ハードコア、ノイズなどなどなんでも行くし、
ディスコもクラブもよく行ってたけど、今回のノリは初めてです。
ジャニーズのライブには行ったことないんですが、こんなノリなのかな？

ところで、アニメのライブってどういうものかしら？と思っていたら、
スクリーンに映像を流しながら、
生声＆生演奏を当てるという、
「トーキ」時代の弁士ありの
映画上映みたいなもんなんだな、と納得。
これは贅沢といえば、贅沢っす。
声優さんの声がいいのは当然として、バックのミュージシャンもちゃんとしたテクで、
予想以上の完成度だったので、正直、かなりほっとしました。
１曲目の曲は、まるでミニストリーの「詩篇69」。
サイレンの音がけたたましく鳴り響き、バックのミュージシャンはガスマスクつけてて、
重厚な低音の炸裂するリズムと、ノイズギターで、あら、本格的♪
こういうハードな曲には、
ヘッドバキングがお約束なんす。フツー。
身体が自然にリズムとっちゃうもんじゃないですか。
それが、全員、直立で前方を凝視しながら、
ライトをゆるやかに振っているので、
やっぱりノリが不思議だ〜と、しみじみ。
結局、小一時間ほど観て、自分ちでゲームやった方が楽しいなあーと、
とっとと帰ってきてしまいました m(_ _)m
（ファンの人が読んだら、激怒されそーな話ですねえ(^-^;）

蛇足ですが、コンサートの仕切りはひどかった。企画スタッフがなれてないのかな。
前日に同じ会場でホアキン・コルテスを観てて比較しちゃうせいもあるけど、
入場のナビも遅いし、着席のアナウンスも遅い。
さらに、会場限定のパンフやグッズは、ライブの３０分前に売り切れというひどさ。
５０００人ファンが集まるんだから、もっとちゃんと計算して生産すればいいのに。
こういう無垢な子たちを相手にするアニメ商売は、
他が参入したら、あっという間に業界再編だろうなあと思いました。
ある意味、ねらい目の業界かもしんない。とにかく貴重な体験でした。

「ラストエグザエル」ペーパークラフトのバンシップ

ラストエグザエルの解説はこちら(^-^)見てちょ

熱しやすく、あきっぽい弥絵・・・
９月に燃えまくった「ラストエグザエル」というアニメ
のＤＶＤを買う熱も冷めてきて、
ぼーっとしておりましたら、
（というのも、２ヶ月に１回、１枚出るだけなので、
燃え燃えサイクルと合わず、わすれてしまうのですよ）
新しく出るものからは、限定特典おまけがつくことになったと
ニュースが舞い込みました。
きっと、弥絵みたいに買わなくなる人が多くて、
巻数を重ねる度に売り上げが落ちたんだろうなあ。

そこでつく、限定特典おまけのペーパークラフトの
バンシップ（飛行艇）ってのがすごいのよ。
いや、原価は厚紙に印刷してるだけだから、
たいしたことないんだろうけど、
本当にこれが紙でできた飛行艇なのか？！
と疑うほど、精密。

本当にこれが、自分で組み立てられるのか？？　素人でも？？　
「ボンドとはさみはご自分でご用意ください」と
コメントされていたけど、
素人がこれを組み立てられるとはとても思えない・・・くらい、かっこいいよ。

特に、厚紙で両翼の曲線をどうやって出すんだろう？？と、
じーっと眺めてしまいました。
これを組み立てた人は相当な技術の持ち主に違いない。

弥絵、プラモデルは作ったことがないから、まったく自信がないんだけど（あれはきっと、隠れた技と熟練した経験豊かな技術が必要なんだと思う）、紙の工作には自信あり！

はさみ・カッター使いとノリ使いは、ちょっとそんじょそこらの人とは違うくらい、うまいぜっ！と自覚してまして（役に立たない能力なんだ、これが。金にならないしなあ）、かなりこのペーパークラフトにはそそられました。

久しぶりにペーパークラフトの飛行艇を見て、思い出したのが、「よく飛ぶ紙飛行機集」。知ってる人いるかなあ？？　なんでも紙飛行機の世界第一人者の先生が作ったものらしい。

弥絵んちは男兄弟が多かったので、子どもの頃は、このシリーズがどどーんとありまして、みんなで作ってました。かっこいいフォルムの飛行機は、弟に先取りされたりして、悔しい思いをした記憶が。。。

弥絵はいいかげんに見えて（たしかに、ほとんどのことに関していいかげんなんだけど）、
この手のものには完璧主義になっちゃうもんで、
ノリのはみ出しとか、ノリがついてるところを手でいじってしまって黒くなってしまうとことか、
ゆがみとか、綺麗に切れてないとか、そういうところに、ものすごくイライラしてしまって、
作ってみたら、イメージしてたのと違うっ！！
と泣きそうになったことを覚えてます。
なんでもそうだけど、子どもの頃って練習すれば（経験を重ねれば）、
キレイに作れるようになるってことを知らず、
ちょっとやっただけで、理想どおりいかないことやダメな自分に、
嫌気がさして、やめちゃうんですよね。
今を思えばもったいない話だわ〜。

そんなこんなで、ペーパークラフトや、展開図や、
プラモ的なものは、作らずに、完成像をイメージして
ニマニマしているときが一番幸せ〜と、思ったりしてるわけでした。

おたくマーケティングとか「ＴＩＮＡＭＩ」とか

最近、「弥絵ちゃんちは、とてもかたよっている」と、友だち数人から指摘され、
「たははは〜、だって、ゲームとアニメとマンガ読むことばっかりやってるんだもん」というと
「面白さを享受させてほしいなー」と言われるわけです。
というわけで、今日はその話。

なにが面白いって、マーケティングが面白そうなんです。
ＫＥＹワードは「メディアミックス」、
「そこそこ」、「フックがいっぱいある」。
おたく〜な商品を、せっせと買っていると、
みんなの話題になり、だれもが持っているような、
何十億円、何百億円を売り上げるメガヒットをねらう時代じゃないんだなあ、
単一商品を何十万人に売ります！なんて言ってる場合じゃないんだなあって
しみじみしてきます（嗚呼、実感）。
高校生と話してても、恋話と時事ネタ、病気ネタは別として、
「共通の話題」ってのがなくなったなあって思うし、
時間とお金の使い方も、みんなバラバラ。
みんなが持ってるものを持ちたがるよーなのは、気持ち悪いといえば気持ち悪いので、
あるべき姿なんだけど、商品を作る側に立てばやっかいな話ですね。

おっと、話がずれた。
おたく〜な商品は、もともと少数をターゲットにしているので、
（１）大量生産ではなく、限定生産が多い。
ターゲットが少ないし、売れるかどーか読めないから、無謀な冒険はしない。
本とかだと、たいてい、初刷りでおしまい。重版しません。
それでマイナスにならない作り方をしてる。

（２）予約販売が多い。
販売数をあらかじめ把握するためかな。

（３）限定特典・予約特典などのおまけがついてる♪
（１）（２）の補強して、完売めざすためでしょう。口コミに乗りやすいし。
広告はひかえめ（ってか、へたくそだと思う）ってのも特徴です。

（４）フックがいっぱいある。
これが一番面白いところ。
「キャラ」「監督」「作家」「世界観」「ゲーム形式」「声優」「音楽」ｅｔｃ
どれかひとつでも自分のひいきにしてるものがあれば、人は買いますから、
たとえば、ゲームファンじゃなくても、好きな声優が出てるとなれば、買っちゃうのが人情。
フックをできるだけたくさんつけて、マーケットを広げるってわけ。
フックの量と質が勝負なわけでした。

（５）あらゆるメディアに展開する。
ゲーム、マンガ雑誌、アニメ番組、グッズ、服、コスプレ用の服、旅行、
イベント、コンサート、インターネットサイト、ラジオ番組、ノベル小説などなど、
多岐に渡る展開をします。
一つ汎用性の効くコンテンツを作っておけば、どんどこ展開できちゃうわけでした。
このあたりが、デジタルな考え方って感じ？　
媒体やプラットフォームが主じゃないんです。

（６）そんなに値段が高くない。
で、上記の商品はどれも、そんなに高くない。
昔のおたくは、金持ちじゃなければやってられなかったんですが、
お小遣い程度で買えるものが多いです。
マーケットが小さいから、同じ人に買ってもらうしかないわけで、
一人の財布から複数回買ってもらうことをねらっているかのよう。
なので、合計したら何十万だったってのはありえないわけで、
月１万出してくれればいいなーってくらいなんでしょう。たぶん。
ジャニーズの戦略みたい。

１商品を出して、メガヒットさせる方法でやってきた会社は、
このマーケティング手法はとれません。元が取れないもん。
この方法で日本経済が潤うとは思えないけど、
だれでも（個人規模でも）、売り手になれるってところが興味深いといえば、興味深い。

ところで、話変わるんですが、
弥絵もついていけないおたく〜なカテゴリーってのありまして、
ついていけないんだけど、「そういうもんなんだー」と感心はするので、ご紹介。
アニメ・マンガクリエイターの総合サイト　
ＴＩＮＡＭＩってのがあって、
ここの検索カテゴリーは一味違います。

「アニメ録画徹底活用テクニック」

会社の近所と家の近所に、「啓文堂書店」ってのがありまして、
同じ本屋なんだから同じ本が置いてありそうなんだけど、
全然、傾向が違うんです。
ちなみに会社の近所は、たぶん、うちの会社向け。
マネージメントだ、チャネル開発だ、モチベーションアップだ、などなど、
けっこうビジネス書が多く（しかも会社のブームに合わせて
ビジネス書のラインナップも微妙に変わるところが笑える）、
文学もそれなりに充実。 癒し系の本もいっぱい。
弥絵んちの近くには、マイクロソフト社があるんだけど、
こっちの本屋は、パソコン＆ゲームオタクのコアな雑誌がいっぱい。
ゲームボーイアドバンス改造方法（Ｘ−ＢＯＸ改造方法の本はなかった）やら、
ゲームのウラ技本、 「ネットランナー」シリーズなどが山積みで、
パソコン関連の雑誌って恐ろしくたくさんあったんだなあ、
でもって、どれもそれなりに成立してるんだなあと、感心するほど。
そんな中で、今日は、１冊、ゲットいたしました。

弥絵は、アニオタ（アニメのオタク）ではない。
たぶん、そうじゃないと思ってる。
なので、このテの表紙の雑誌を買うのは、かなり、恥ずかしい。
けど、買っちゃった(^-^;

「アニメ録画徹底活用テクニック」
表紙も中身も、やたらムダにこの女の子たちがいっぱいいて、いったい何の本なんだ？！って感じなんだけど、どうやら「君が望む永遠」という名前の人気アニメみたい。このテのアニメ、弥絵の守備範囲ではないので、よくわかんない。

ま、それはおいといて、弥絵はテレビも見ないし、たくさんＡＶを持っているけど、はっきりいって、猫に小判＆宝の持ち腐れってやつ。なので、いざ録画しようとすると、いつもビデオの３倍速とかで、がーーーっとやってしまうのだけど、この間、「ラストエグザイル」というアニメ番組を録画して、超ショック！！市販されているＤＶＤに比べて、観るに耐えないくらい画質が悪い。許すまじっ！

とはいえ、ＤＶＤはアニメが２話入って約５０００円。全２６話分を集めようとすると、７万円くらいかかるってな計算。さしもの浪費家の弥絵も、テレビで見ればタダだったアニメに７万円は・・・(^-^;　それだけ出すならサンダーバードのＤＶＤＢＯＸがほしいっ！

というわけで、この先、地上波デジタルになるわけだし、ＷＯＷＯＷはデジタル録画１回しかできないように制限すると言ってるし、対応策を考えねば・・・ってなところに、渡りに船だったわけですねえ。

この雑誌、内容はひたすらアニメを美しく録画するにはどうしたらいいか
について書いている代物。
●地上波デジタル放送開始でアニメはどうなる？　
●スカパーとスカパー２はどう違う？
●ＢＳデジタル放送のアニメは３種類
＜ＳＤ放送・ＨＤ放送アップコンバート・ＨＤ放送リアルハイビジョン＞　
●デジタル録画には「３ＤＮＲ」　
●ハイビジョン・ハイブリッドが出るまでのつなぎ策
●ＭＰＥＧ−２録画には「Ｄ１　６Ｍｂｐｓ」　
などなどの解説から始まり、どのレコーダーがいいか、どのＤＶＤ−Ｒがいいか、
どこに行ったら安く買えるか、アキバの歩き方まで詳しく紹介されているのでした。
知識が一切ない弥絵には、さっぱり、なにが書いてあるのかよくわからないので、
熟読して、コクーンを買うべきか、ＰＳＸにしておくべきか、いろいろ考えようと思いました。

「テレビの買いどき」「これからのテレビ」ってなジジババでも理解できる素朴な本が出たら、
即買いなんだけどなあ。
でもって「あなたにぴったり番組」ってメニュー作ってくれる
コンシェルジェがいたら楽なんだけどなあ。

イノセンス公式サイトＯＰＥＮ 押井守

仕事に没入している間に、秋の入り口が過ぎていたとは、
ちとさみしかったりもする１１月の初日です。

今日はニュースを２本。
イノセンス公式サイトＯＰＥＮ
押井守監督の「攻核機動隊」の続編の公式サイトがＯＰＥＮしました！
劇場予告編がすばらしく
デキがよくて、もうフルフル震えちゃった。
「攻核機動隊」のときは、アジア的な音楽で神秘的で
濃い世界観を披露してくれた川井憲次さんが、
今回は、伊藤君子さんというジャズボーカリストさんと組んで、
もう、超大人の世界！
合っている、本当に映画の世界にあっていて、
さらに、この歌のおかげで映画がすこぶるレベルアップしてるもんで、
こりゃ、この人の歌を使えて得したなあって、感心しました。

2003年１０月スタートのアニメ

１０月といえばテレビ番組の改編の時期。
「ラストエグザイル」ってアニメは面白いなー、
と気がついたときには番組終了。
全話見たいから、ＤＶＤで集め始めたんだけど、
１枚６０００円。
全２６話＝１３枚も買わないといけない。
録画しとけばタダだった！くぅ。

というわけで、１０月から始まる番組で面白そうなのは、
とりあえず、１話だけはチェックしてみよーっと決意。
以下、弥絵がチェックしたいと思ったアニメ。
全部、原作は読んでるんだけど、アニメ化された場合、どーなるのか？
興味津々ではあります。

「京極夏彦　巷説百物語」
ご存知、京極夏彦の小説のアニメ化。京極夏彦本人が脚本も手がけるって話。
京極の世界は、実写ドラマでは「うーん、苦しい・・・」と思ったんだけど、
アニメも苦しそうな気もする。

「最遊記　ＲＥＬＯＡＤ」
峰倉かずや（女性です）原作のマンガをアニメ化。
同人系の絵だなーと思ったんだけど、キャラ・ストーリーとも
完成度が高くて面白いです＜マンガ
とはいえ、この絵でゴールデンの時間帯に放送するそーで、
ちょっとびっくり。子ども向けなのか？

「高橋留美子劇場　人魚の森」
高橋留美子の８０年代のマンガが原作。
「犬夜叉」「らんま１／２」や「うる星やつら」などの
高橋留美子の作品の中でも、弥絵はこの「人魚シリーズ」や、
「闇をかけるまなざし」「鉢の中」「笑う標的」などの
シリアス・ホラー・狂気に傾いている作品が好き。
描くと高橋留美子のイメージと違うって、批判されることも多いらしいだけど、
人の心の奥底にあるヒヤリとしたものを、哀しみとともに描く筆力はすばらしく、
もっと描いてほしいです。

「プラネテス」
モーニングで連載の幸村誠原作のマンガ。
泣けるんだ、これがっ！
んでもって、従来のような「かっこいい宇宙冒険」とかのありきたりのＳＦじゃなくて、
宇宙生活が日常になった後の宇宙を、ごく当たり前に描く、そのリアリティがすごい。
主人公たちは宇宙の巨大産業に勤めるゴミ拾い屋さん。ヒーローじゃない。
マンガ読んだことのない方、ｅ−ｍａｎｇａで第一話、無料で読めます。ぜひに。
後悔はさせませぬっ！

ところで、弥絵はテレビに慣れてないゆえ、１チャンと３チャン以外、
どの局が何チャンネルなのか、わかってない。
「京極夏彦　巷説百物語」は中部日本放送と
毎日放送でやるらしいけど、
東京で映るのか、疑問。
まさかこの東京で見られないってことはないと思うんだけど・・

「テクノライズ」 傑作アニメ！

昨日に引き続きまして、購入したアニメＤＶＤの話。

テクノライズ
これまた「ラストエグザイル」と同様、クオリティ最高！
キャラ・メカ・動き・シナリオ・美術・
音楽・声優、すべて合格点！
でも「ラストエグザイル」と対極っ！
これを作った人たち、（ほめ言葉で→）気違いじみてるぅ。
「ラストエグザイル」はしょっぱなから、泣けた（！）んだけど、
これは、暗ーーーい気持ちになっちゃって、
ヘビー過ぎて、観終わった後、気力を使い果たし、放心しました(^-^;

ともかく、テクノライズ、オープニングアニメの
凄まじくカッコいいところにはホレました。
曲はJUNO REACTOR の「Gurdian Angel」（アルバムBEYOND THE INFINITE）。
８年も前の曲だけど今聴いてもかっこいい。

弥絵、動体視力はばっちりよくて、視力も２．０。
動物さながらの、すごい視力だっていうのに、
そのあたくしがシーンを追いかけられないくらい、 コマごとに緻密に編集されている。
サブリミナルやられちゃってるみたい。
アニメーション黎明期の作品で、ヒモや線が、音楽とともに、いろいろな形を作るの知ってます？
雲の形だったのが、するすると鳥の形になり、んでもってするすると木の形になったり・・・と
フォルムと意味をどんどん変えていくやつ。
このオープニングのアニメ、 そんな感じで、ガンガン変化する混沌とした背景をベースに、
キャラや風景など埋め込まれたパーツが、
形の似たものから似たものへ連鎖して、
コマ単位で猛スピードで浮かび上がって
変化するんです。

「多層構造」という言葉で単純に説明できなくて、
１０の映像作品を重ねて同時に
同じ幕に映し出してるって感じ。
ひとつのモチーフにスポットライトが当たり、
それをＫＥＹにして
前面に出てくる作品が入れ替わるってとこかな。
この間わずか３秒。
一見地味だけど、すごい実験的なことやってるなーと思ったけど、
でも、本当は、人の思考や意識の動きって、こんな感じなのかもしれない。
この方式、エヴァで文字をタテヨコで流した手法のように
この先、パクられると思います。ってか、他でも見たい♪

実験的といえば、シナリオも実験的で、
第一話の約３０分間に、
セリフがほとんどなく、
すべてのセリフの秒数を合計しても３０秒ほどじゃないでしょうか・・・(^-^;
そんなアニメありかっ？！と、びっくりするわけですが、
考えてみれば、人間ひとりでいるときは独り言でも言わないかぎり、
声を出すことなんてないわけで、
このアニメ、みんな孤独ってことになってるので（特に最初の接点がない場合は）
セリフないのも当たり前か〜と納得。
そう、物凄く暗いんです(^-^;
孤独と絶望と暴力と死なんす。エンディングを迎えても救われないかも。
好き嫌い、はっきり分かれると思う。
よくこんなアニメ作ったわ〜、よく公共の電波で放送できたなあ・・・と調べてみたら、
弥絵の好きだった「Ｌａｉｎ」のスタッフの作品でした。
あれも実験的かつ面白いアニメだったけど、売れなかったし・・・
暗すぎたんだろうなあ(^-^;

ストーリーは、最初、ヤクザアニメかと思ったんですが、 どうも違うみたい（？）。
主人公は、底辺で生きる少年。
相手を再起不能にするまで戦う賭けボクシングで、
闘犬として飼われることで、生きてます。
ところが、ヤクザの情婦にもて遊ばれているときに、情婦を殴ってしまい、
制裁として片手片足を日本刀で切り落とされ、
闘犬としてさえ、生きていくことが難しくなってしまう。
・・・と、そこへ、美人の天才科学者がやってきて、
彼を実験体として「テクノライズ」＝超高度な機械の身体を組み込むわけです。
未来がわかる少女との出会いや、世界を混乱させる男との出会い
愚連隊、ヤクザ×２組、もともとの地元勢力
などなど、からまってくるみたいなんだけど、
いやあ、よい子には見せられない(^-^;

「ラストエグザイル」 傑作アニメ！

「ラーゼフォン」でも観てみっかーと、紀伊国屋のアニメコーナーへ。
他にもチェックしようかなーと、パッケージで気になったものをいくつか購入。
弟たちがアニメから足を洗っちゃったもんで、
ここ１０年、アニメの情報が入ってこず、タイトルを知らないものがいっぱい。
当たるか外れるかわかりません。
テレ東の「エヴァンゲリオン」ヒット以来・・・とはいわないけど、
深夜の寝ている時間に、はちゃめちゃいっぱいアニメやっていて、
弥絵にとっては、なにがなんだか、さっぱりわからないってのが現状っす。
ＤＶＤ高いから、ハズレつかむと、めっちゃ、がっかりくるのよねー。
でも、昔とった杵柄なのか、嗅覚が衰えておらず、ヒット多かった。よかったぁ〜。
長くなってしまうので、今日は１本だけ、ご紹介します。

「ラストエグザイル」　
大ヒット★ピカイチ！
こりゃすげーー！！

声優の三木眞一郎さまが出演してるわん♪と買っただけで、
アニメには期待してなかった分、感激大きかったです＼(^-^)／
キャラ・メカ・動き・シナリオ・美術・
音楽・声優、すべて合格点！

観始めて、まず、キャラ見て「あ！村田連爾だわ〜♪」とルンルン。
この人のキャラは、質感といい、かわゆらしさといい、弥絵の好みです。
んでもって、「あらら、メカが美しい３Ｄだわ〜」と、感嘆。
なるほど、「青の６号」のスタッフの作品であったか。
「青の６号」もキャラとメカが話題になってたんですが、
キャラ・メカ・風景が、それぞれの作家の個性が出すぎて
質感がかみあってなくて、 正直、観るに耐えなかったんです。

ところがどっこい、「ラストエグザイル」は違う。
恐ろしく高いレベルで、すべての構成要素、
すべての世界観が統合されていて、
１秒たりとも目を離すのがオシイくらい。ブラボー！
（第一話の飛行艇のレースシーンの描き方が
「スターウォーズ　エピソード１」のレースシーンに似てることには、目をつぶろう）。

アニメって、光と空気の質感や
物質の重量感や動きの表現が
めっちゃ大事だと思うです。
音もなく空を飛ぶ船が、スピードを上げる瞬間に
「ファンッ」ってかすかに一回下に下がってから、猛スピードを出す感じや、
爆撃された船が撃沈して雲の下にけむりをはきながら落ちていく、そのときの煙の動き、
こなごなに砕け散ったガラスが、スロウな感じで天から降ってくる光の反射と動きなど、
「ラストエグザイル」は、すばらしくうまいです。パチパチっ！

ストーリーも今までのものとチト違う。
ナゾのキュートな少女を運ぶことになった空の配達人の少年・少女が、
大国間の戦争に巻き込まれていくってものなのですが、
最初からパーティを組んでない設定がいいです。
宇宙戦艦ヤマト、ガンダム、銀英伝、エヴァなどなど、
たいてい、パーティ（チーム）がありきで、
その中の人間模様やら敵との戦いがポイントになるだけど、
ポジショニングが、そもそもかやの外である少年・少女が主人公で、
いろんなチームと「配達」をＫＥＹにリンクしていくってのが目新しくて、
こういう設定もできるのねえ、と感心しました。

久しぶりにアニメを観たけど、
日本のアニメも進化してるなーと、ご機嫌になっちゃった。
「生きる」とか「誇り」とか、
根底に、たくましくて、明るいメッセージが
存在するのも、いいっす。

「ラーゼフォン」と山田章博

山田章博の世界〜ラーゼフォンアートワークス

山田章博は京都のマンガ家さん。
ひさうちみちおも京都のマンガ家さんで、
この２人、エロいけど面白いわ〜と、初期の作品からバシバシ読んでおりました。
弥絵の頭の中では、この二人、
吉田光彦、宮西計三、石井隆、
ちょっと外れるけど丸尾末広、
これまたちょっと外れるけど平口広美
あたりと、同じジャンルに位置づいていたんす。
まあ、いうなれば、青林堂、ペヨトル工房系。

山田章博は、イラストレータとしても素晴らしく、
様々な様式を使いこなし、卓越した優美な線で、
明治・大正・昭和初期のレトロな世界を舞台にしたマンガを描くと思っていたですよー。

が、が、驚いたことに！
いつのまにか、山田章博は、時代の寵児になってたんですねー。
すごくマイナーな雑誌で、マイナーな本を出していた
アンダーグラウンドな作家が、こう変わるのか〜と、びっくりしたっす。
「ラーゼフォン」「十二国記」「ロードス島伝説」
イラスト、山田章博だったのかぁ〜！！
ゲーム・アニメの世界に入っていたのね〜。
好きなマンガ家さんなので、とりあえず、上記３つ、観てみっかーと思った次第でした。

求む！「おたく部屋整理整頓術」

けっこう大きな地震がありましたねー！
先週、部屋を片付けて、部屋の四方八方に
天井に届くまで本を積みなおした
ばっかりだったから、もう、ひやひや。
これで崩れられたら、弥絵の一日がムダになるぅぅぅ
と、びくびくしちゃいました。
しかし、見事に、１つも物は落ちず。ラッキー！
うちは、震度３〜４までは大丈夫だ。よっしゃ！

部屋の整理を真剣にやり始めると、
一番最初に困るのは、フィギアやガシャポンなど、
上に積み上げできなくて、形が不ぞろいのもの。
そして、昔撮った写真のネガ・写真、
なにを撮影したかわからなくなってしまった、現像してないフィルム。
１９枚目くらいまで撮影して、放り出されたインスタントカメラ。
なに撮ったんだっけかー？　うー、捨てられない。
使わなくなった古いパソコンや、スキャナー、プリンターの数々。
こういうものを、どう整理整頓してるか、人の技、すんごく知りたい。
でも、インテリア雑誌やインテリア特集には、そんなコーナーないんですよね。

いつの日か、こんな部屋に！
・・・と、ＥＬＬＥやＣＡＳＡに出てくるような部屋を目指していた私。
（まあ、ａｎａｎやクロワッサンの特集でもいいけど）
どうして、ああはならないのかなあ？と、素朴に不思議だったんです。
自分のお掃除能力が欠落しているせいだ・・・と落ち込んだり、
整理整頓術の本も手当たり次第買って、読破したんだけど、それでもダメ。
最近、ようやっと、「物が多すぎるんだ」と気がつきました。
ＣＡＳＡの部屋に、弥絵の持ち物は似合わない(T-T)
しかも、あきっぽくて熱しやすい性格を反映して、ジャンルが多岐に渡りすぎ。
心はおたくじゃないけど、持っているものはどうみても、おたく。

というわけで、決意しました。
だれも教えてくれないなら、自分が
「おたく部屋整理整頓術」のプロになっちゃるっ！
＜こだわりの本の分類法＞＜ＣＤらくらく収納術＞＜ポスターを美しく保存する方法＞
＜ゲーム機収納法＞＜美しく見える多数のコードのまとめ方＞
＜ちらし＆フライヤー整理法＞＜フィギュアを一番効率よく並べる方法＞
＜フィギュアの並びを崩さずにホコリをとる方法＞
＜黒くなったぬいぐるみのベスト洗い方＞などなど、などなど、などなど、
ああ、これ全部、今の弥絵の悩みだった・・・。

「東京静脈」野田真外

む、む、むむ？これは何？と思ったＤＶＤ発見。

東京静脈

察するに、六本木ヒルズのオープンで公開された
東京をテーマにした映像作品みたい。
「現代の東京では使われなくなった水路を探索する映像。
東京の動脈「首都高速道路」の下で
どのような景色が展開されるのか、一見の価値あるフィルムです。」
というわけで、3面シアターによる環境映像だそうな。

なぜ、弥絵が環境映像に、む、む、むむ？と思ったか・・・
総監修が押井守さんで、
音楽が川井憲次さんだったからですっ！
（ごめんなさいっ、監督の野田真外さんは存じ上げませんでした m(_ _)m ）

押井守といえばっ！
「うる星やつら」「機動警察パトレイバー」
「GHOST
IN THE SHELL 攻殻機動隊」 「アヴァロン」の映画監督っ！
弥絵が、宮崎駿さんと共に敬愛してやまない、すごいお方ですっ！
（ちなみに押井作品には、「ガメラ２と３」の脚本も手がけた伊藤和典さんの脚本も見逃せません）
（さらに、ちなみに、なんですが、「攻殻機動隊」で息を呑むほど最も美しい場面は、
オープニングのタイトルバックに流れる、液層内で主人公の身体が作られていく場面で、
皮膚がハラハラとはがれ水槽内を浮遊し、素子の顔が現れててくるところ。必見っ！
質感・形・色・動き・時間・・・といった要素が完璧に絡み合い、もう、神業っ。
これほど美しいアニメシーンは、弥絵、見たことないっす。
アニメーションスタジオのプロダクション・アイジーの力作。）

川井憲次といえばっ！
「攻殻機動隊」「幻想水滸伝３」「ガンパレードマーチ」などなどの、
音楽を作ったお人！（幻想水滸伝のゲームのオープニングは、ん、もう最高いいっす！）

これはたまりませんっ！でもなぜ環境映像？！
よくわからないけど、即買いぢゃっ！と、
無理やり予約を入れました。
どうやら・・・どうやら、監督さんご本人に、直接メールで
予約させてください・・・とお願いする方式のようで、
1.住所
2.氏名
3.郵便番号
4.メールアドレス
5.希望枚数
6.野田監督への励ましの言葉（必須）を書いて、[email protected]に送ればいいそうな。
弥絵ってば、汗ってメール出したから、うっかり、５と６を書き忘れてしまった・・・(^-^;